「点滅」という言葉から連想されるのは、信号機の明滅や、遠くで瞬く街の灯り、あるいは心の中で揺れ動く感情のサインです。消えては現れ、現れては消えるそのリズムには、確かさと不安、期待と迷いが同時に宿っています。音楽の世界でも「点滅」は、一瞬のきらめきや、定まらない心情、関係性の不安定さを象徴するモチーフとして用いられてきました。激しく明滅するサウンドで衝動を描く曲もあれば、淡い光のように静かに感情を照らす楽曲もあります。そのどれもが、はっきりと言葉にできない気持ちを、点と点のあいだに置いているようです。今回は、タイトルに「点滅」が入っている楽曲の中から、印象的な5曲を紹介します。音が灯ったり消えたりする瞬間に耳を澄ませながら、それぞれの“光の物語”を感じ取ってみてください。
●Hammer Head Shark「点滅ヘッドライト」
●さとう。「点滅する」
●Poralis「点滅と明滅をくりかえす」
●クリープハイプ「愛の点滅」
●HUSKING BEE「青い点滅」
(written by 山崎健治)






























