突然ですが、この記事では読者の方にとってちょっとした“雑談のタネ”になるような情報をお届けできればと思っております。
今回の雑談のタネは…
【オススメの“ご飯のお供”】
についてお伝えしたいと思います。
お米を美味しく食べたいという思いは多くの方が強く深くお持ちかと思います。
そもそもどこで作られたお米なのか…という産地や銘柄へのこだわりであったり、どんな調理器具で炊くか…という炊飯器などの道具へのこだわりであったり。
様々な角度から美味しいお米を食べるための道、つまり“米道(こめどう)”を探求されている方は多いかと思います。
その米道を追求する中で、“ご飯のお供”に対してこだわりを強く持っている方も多くいらっしゃる事でしょう。
実際、テレビや雑誌など様々なメディアでご飯のお供特集は頻繁に目にしますし、私も実際に多数の番組のスタッフの方から定期的に「ご飯のお供ついて調べて欲しい」というご依頼をいただきます。
個人的にも美味しいものが大好きなので、業務の中でも、プライベートでも様々なご飯のお供を見つけては、試食し、私も自分なりの米道に邁進してきました。
そんな中で先日、取材先で偶然出会い、美味しくて面白いなと思った商品があったので、今回レビュー記事として紹介したいと思います。
よろしければお付き合いください。
今回紹介したい商品は『Theふわり』です。
『Theふわり』は、静岡県静岡市に本社を置くシズオカミートさんが発売している商品で、高品質な牛肉、豚肉、鶏肉を、静岡焼津に古くから伝わる伝統製法で燻製し、そのお肉を削り節のように加工した新感覚の食品。
お肉のメーカーさんという事で途中まではハムの製法を活用し、途中からは静岡、焼津ならではの削り節の製法を取り入れて製造されているというこだわりの製法によって生まれた商品だそうです。
特徴はなんといってもその形状による“ふわふわ感”と、素材の旨味がギュッと詰まった濃厚な味わい。
また、公式サイトの情報によると、お肉を燻製にすることで素材が持つ本来の旨みや栄養素がより凝縮され、お肉をそのまま食べるよりも効率良く栄養を摂取することができるとも説明されています。
私はご飯のお供をチェックする時に、白飯だけではなく、おかゆにも合うかどうか、を一つの基準にしているのですが(あくまで個人的にですが、おかゆの方がお米の甘みが強くなる気がしていて、そのお米の味に負けないかどうか、おかゆを引き立てるかどうかを感じるようにしています)、Theふわりは旨味がっぷりでおかゆにもバッチリ合いました。
豚、牛、鶏と3種類を食べ比べしてみたのですが、個人的には牛肉のTheふわりが一番、お肉の香りやコクが強くご飯にもおかゆにも一番合う気がしました。
そして、公式サイトにもオススメの食べ方として紹介されていますが、白ご飯に生たまごと『Theふわり』を乗せ、そこに少しお醤油をかけて食べる方法は無敵の美味しさがありました。
『ご飯のお供』について語る時、醤油を足したり、何かアレンジをするのは邪道という考えもある様ですが、この商品に関しては、まさにかつお節のようにアレンジの汎用性の高さが商品価値の一つになっていると思うので、自分らしさを追求できるご飯のお供として使用していただくのが良いのではないかと思っています。
そして何より、使い方に可能性を感じました。ここが一番オススメしたいポイントです。定期的に購入して食べたい、そんな商品だと感じました。
例えば、サラダ、スープ、パスタなど、どんな料理にも使用できそう。
実際、パッケージの後ろにはこのような写真が。
これらの食べ方全てを私も試したわけでは無いですが、まさにおひたり等のかつお節を使う料理に使うかつお節を『Theふわり』に置き換えるだけでそれまでの料理が新しい表情を見せてくれると感じましたし、おうちごはんの楽しみの幅を広げてくれるのではないかと感じています。
そして筆者が個人的に超オススメしたい食べ方は、鍋料理に使うという方法です。
鍋を食べていると後半若干飽きてくる時があると思いますが、そういう時にこの『The ふわり』を振りかけると味変を楽しむ事が出来ました。
乾燥した『Theふわり』が鍋のつゆなどの水分を吸ってふやける事で食感が変化したり、『Theふわり』からも出汁が鍋に出てくる感じがあり、特にシメのぞうすいや麺を食べる時に使用するとコクや旨味がプラスされた感じがあり非常に美味しくいただけました。
正直な感想を言えば、この商品をそのまま食べた時、ほっぺが落ちる思いのするような爆発的な美味しさを感じる商品では無かったです。
あくまで素材の味を生かした味わいですし、見た目もほぼ鰹節に近いので、視覚的な驚きもほぼありません。
ですが、口の中に入れるとビックリするといいますか、想像した味の斜め上を行く感じがありました。
かつお節のような見た目である、つまり既視感があるというハンデを、素材が肉に変わっている事とこだわりの製法で作られた事で生まれる良い違和感が素晴らしいので、美味しく面白い商品になっていると感じました。
素材そのものの味が楽しめるという点では、調味料として使うだけでなく、そのままスナック感覚で楽しむのもアリでした!
(私はお酒のアテ、おつまみとしても『The ふわり』をそのままつまんでいただきましたが、けっこうイケます。この食べ方だと鶏肉が個人的には好きでした。)ヘルシー志向の方にもおすすめだと感じています。
他、地味に嬉しいのが常温で保存できるという事と、商品の袋にいわゆるジップが付いているので、好きな量を好きな時に使用できます。
一袋に結構な量が入っているので、開封してすぐ使い切らなくて良いというのも嬉しいポイントだと感じました。
というわけで、ご飯のお供としてはもちろん、食事の可能性を広げるアイテムとしてもオススメな『Theふわり』をぜひ一度お試しください!
●公式サイト
https://the-oniku.com/thefuwari/sp01/index.html
(文・写真:増田崇志)