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夜店で見かける、口に加えて吹いたらピューっと出て、クルクルっと戻ってくるおなじみのオモチャ。
実は「吹き戻し」という名前がついている。

昭和の初期のころは日本中で作られ、地方によって「巻鳥」、「巻笛」、「蛇笛」などの名前で親しまれてきた。海外では「BLOWOUTS」と呼ばれ、パーティーの会場で、また新年を祝う人々が街角のあちらこちらで「BLOWOUTS」を吹く習慣があったそう。

20091010_02【全国の80%は淡路島産】
現在、国内で製造される吹き戻しの80%は兵庫県の淡路島にある「(株)八幡光雲堂」で作られている。同社の吹き戻しは、昭和40年代には品質の良さと、生産量の多さでアメリカやカナダ、ヨーロッパ等に輸出され、その結果、日本政府から輸出貢献企業として表彰されたこともある。

20091010_03【色々な吹き戻し】
現在では、吹き戻しにも色々な種類がある。
最大19個の吹き戻しをジョイントでつなげる地獄のピーヒャラから、80cmも伸びる世界一の長さのもの、瞬間芸ができるヒゲめがね、ジャンケンができるものなど、ユニークなラインナップが揃う。

夜店以外でも、東急ハンズやロフトのパーティーグッズコーナーなどで販売されているそうなので、パーティー等で活用したいという方は、購入してみてはいかが?

住所:兵庫県淡路市河内333−1
TEL:0799−74−3560
http://www.fukimodosi.org/

(Photo by louis, toppy, markus and jayla

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