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この秋九州では、派手な黄色の上下姿の博多華丸・大吉が「ありがトンコツ、うまかっちゃん!」と賑やかに登場するテレビCMがガンガン流れている。これは今年で発売30周年を迎えたハウス食品のインスタントラーメン「うまかっちゃん」のCMだ。

30周年を記念してキャンペーンを展開中のハウス食品のHPを覗くと、そこには「うまかっちゃん」の誕生秘話や歴史が紹介されていた。
それによると、1978年当時の福岡工場ではラーメン製造の日はまばらで、仕事がない従業員達は敷地の草むしりをしていたとか。また九州で売れる製品をという営業サイドの要望もあり、「うまかっちゃん」開発がスタート。福岡、熊本、鹿児島のラーメンや長崎のちゃんぽんなど九州各地の有名店を食べ歩いて「九州人に好まれる味」を追求。現在の「豚骨エキスをベースに野菜・香辛料でまとめた白濁スープ」の味わいが完成したという。

名前の「うまかっちゃん」は九州で「美味しい」という意味の「うまか」に可愛らしさを加えるために「ちゃん」をつけ、パッケージデザインは福岡市営地下鉄の駅マークデザインでも知られるグラフィックデザイナーの西島伊三雄氏が担当。これまでのCMキャラクターも地元高校生から元チェッカーズの高杢禎彦、氷川きよしなど。味、パッケージ、CMととことん「九州」にこだわっているまさに「九州の味ラーメン」だ。

1979年9月12日の発売以来、その人気は衰えず、「しょうゆとんこつ」「みそ」「からし高菜」「宮崎鶏炭火焼き風味」など様々なバリエーションも登場した。

20091018_02そんな九州人に愛される「ご当地インスタントラーメン」ならではの裏話がある。ハウス食品によると、「うまかっちゃん」は九州では夏本番の8月のお盆前に売れているという。これは「お盆に帰省したら食べたい」あるいは「お土産に持たせたい」という人々が大量に買い求めるからではないか?というのだ。事実、私も近所のスーパーで今年のお盆の時期に、普段ならせいぜい5個入りパックが並ぶ特売品コーナーに「うまかっちゃん」の箱が山積みされ特売されているのを目撃している。「うまかっちゃん」は東日本では販売していないということもあって、こうした「まとめ買い」現象が起きるのも当然と言えば当然かもしれない。「うまかっちゃん」にはこれからも40年、50年と九州人の胃袋を懐かしい味で満たし続けて欲しい。

(Written by おばらけいこ)

有田焼の特製どんぶりがあたるキャンペーンも実施中!のHPはこちら
http://housefoods.jp/products/special/umakachan/index.html

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