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下仁田の周辺エリアは、地形や気候がこんにゃく栽培に適していたためにこんにゃく栽培が盛んに行われていた地域である。また、周囲の山から流れ落ちる急流を利用して水車を回し、乾燥させたこんにゃく芋を粉にする製粉加工も盛んになり、全国各地で栽培されたこんにゃく芋が下仁田の周辺エリアに集まってきた。現在も国内のこんにゃく芋加工会社の90%以上がこのエリアだという。

そんな“こんにゃくの町”から生まれたヒット商品が山本農場で生産されているこんにゃくスポンジである。このスポンジ、実に原材料は全てこんにゃくで出来ているのだ。

【開発のキッカケはおばあさんの一言】
この“こんにゃくスポンジ”を開発したのは、山本農場の社長である山本浩氏。
冬にたまたま外にこんにゃくを置いたままにしていたら、翌朝外に出てみると、凍った天然のスポンジができあがっていた。それをお風呂に持ち込んで使ってみると、これがなんとも気持ちがいい。おばあさんに聞くと、昔は冬になると外にこんにゃくを置いてスポンジをよく作っていたそう。それを聞いて、『これはビジネスになる!』と直感的に思ったという。

【こんにゃく効果】
こんにゃく繊維だけでできたスポンジは、水やお湯につけるとふんわりと膨らむ。植物性繊維 100%のため、従来のナイロン製などの製品と比べて肌にやさしく安全。天然繊維の優しい洗い心地と使用後の爽快感が得られるという。
「生活の知恵」として、もともとは赤ちゃんの産湯にも愛用されてきたというから驚きである。

【こんにゃくスポンジの80%以上を生産】
山本農場は国内産のこんにゃくスポンジの80%以上を生産。こんにゃくスポンジの原材料「食用こんにゃく粉」は100%群馬県内産。こんにゃくを固めるために使用する凝固剤も食用のものを使用しているという、まさにスポンジというか100%こんにゃくそのものなのである。

お肌に悩みを抱える女性には強い味方となりそうなこのこんにゃくスポンジ。
是非一度試してみてはいかがでしょうか?

「山本農場」
所在地:群馬県富岡市一ノ宮1447
TEL:0274-63-4566
http://www.yamafarm.com/pro/

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