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日本道路公団の民営化に伴い、日本の高速道路のサービスは様変わりした。今回は、その変化を犬の視点からひもといてみようと思う。
彼ら(犬)の主張によれば、やはりご主人様といつも一緒にいたいという願いが切実なようだ。犬の十戒にもそう書いてある。
これは、「ご主人様の旅行の度にペットホテルや親戚をたらいまわしですか、ああそうですか」という悲しい犬の叫びでもあるだろう。
「そんなことをいわれても・・・。せめて高速道路に犬用のお弁当さえ売られていれば・・・」
なんて思っているそこのご主人様。実は、これがもうサービスエリアでは販売されているんです!!

そのお弁当の名は「どら弁当ポチ」。幾多の会議を経て決定されたことを思わせるネーミング。しかし大事なのはその味だ。
まず塩分控えめの国産赤鶏と野菜のスープ、これは水分補給も考えた内容。そして玄米100%の食パン、国内産玄米粉と、アレルギーの元となる成分をほとんど含まない国産の殺菌済みのやぎミルクを使用し、塩や砂糖を使わずに焼き上げた一品。また、ナチュラル高栄養素ふりかけにより、ビタミン、ミネラルの補給が可能。しかも食後のおやつに、玄米粉をベースにビール酵母、イナゴ豆粉末、イワシ粉が練り込まれたせんべいまでついてくる。すべて人用の原材料を使用し、保存料、着色料は一切使用していない。
さらにパッケージの裏面には、犬の鼻先で弁当が動かないように固定用の両面テープが!!
ここまでくればもう十分でしょう(犬的に)。
ネクスコ東日本のグループ会社、ネクセリア東日本株式会社によると、「どら弁当ポチ」は、ペット連れのお客様に快適な旅を楽しんでいただくために開発に着手。販売数は公表できないものの反響も大きく売れ行きも良いとの事。第二弾の新商品「炙り鉄火丼」(犬用)も発売。

「どら弁当ポチ」は、岩見沢SA、那須高原SA、佐野SA、錦秋湖SA、阿武隈高原SA、横川SA、中郷SA、塩沢石打SA、市原SA、横須賀PAなどで絶賛販売中。
また、長旅のストレスにも配慮して、愛犬がリードを外して自由に走り回ることのできるドッグランも那須高原SA、高坂SA、碓氷軽井沢IC、市原SAなどに設置。
ちなみにドッグランでは飲食禁止。お互い(人と犬)にマナーを守って楽しい旅にしたいですね!!

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【那須高原サービスエリア(下り線)にあるドッグラン】


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