20091104_11

“ブログ炎上”“ブログ廃止”“ブログで結婚・妊娠報告”今に始まった事ではないが、こんなニュースをよく目にする。
それだけ多くの人がブログを読んでいるという事だろうが、僕自身も毎日欠かさず10個以上のブログを読む。そのひとつに、男性客との恋にはまった風俗嬢のリアルが書かれている、「あなたへの月 内緒の恋と風俗とセックス」がある。これは多くの人の目にとまり、最近書籍化されたものだ。このブログの筆者である安藤奈緒子さんに話を伺った。

―ブログを始めたきっかけは何だったんですか?

体を売り続ける事への罪悪感と愛した男達への執念です。

―いきなり重い回答ですね。(笑)それを表すのになにかこだわりってありますか?

どんなに醜くても苦しくても正直な気持ちを書く事です。それがすごく気持ちいいんです。赤裸々になれる唯一の場所がこのブログだったんですね。

―確かに恋にはまる苦しさが痛い程伝わるブログですが、 どんな男性客が風俗嬢の方に好かれますか?また、風俗嬢と男性客の恋って多いですか?

初対面の男性に体を触られるのは、今でも緊張するので、それを解って、気を使える方がやはり好かれると思います。ありきたりですけど、好かれるのは「優しい人」ですかね。そうやって、男と女が肌を合わせれば恋愛に発展してしまうのが必然のような気がするし、男性も女性も完全に割り切るのは不可能なんでしょう、かなり成り立ちやすいと思います。

―今後もまだまだ面白いブログが期待できそうですね。(笑)今回の書籍化では何が大変でしたか?

ブログはエッセイ風に綴っていたので、小説にするのが気が遠くなる程大変でした。不安やプレッシャーで一時期は10キロ以上も痩せてしまいました。でも、一生小説を書き続けていきたいと思えた、いい経験でもあるんです。

―趣味やはまっている事はありますか?

趣味は読書です。
最近は万城目学さんの「ホルモー六景」「鹿男あをによし」、芥川賞を受賞された磯崎憲一郎さんの「終の住処」を読んでいます。
あと私はリリー・フランキーさんの大ファンなので、彼の本をいつも持ち歩いて読んでいます。
今は「誰も知らない名言集」がオススメ。芯から泣き笑いできますよ!
はまっているのは、写真ですね。たまに友達と旅行出掛ける時は数百枚も撮影し、自作写真集を作ったりします。

―今度はどんな話を考えているんですか?風俗は当分辞めないおつもりですか?

風俗を早く辞めたいと思う時はもちろんあります。
でも、ブログ読者の方やお客様の男性に求められているうちは続けたいという思いもあるので、どうせなら現役風俗嬢の生の声をガンガン描きたいと思います。求められる事が私の原動力になっているんですね。

―それでは、小説「あなたへの月 内緒の恋と風俗とセックス」の宣伝をお願いします!

風俗嬢とお客様の恋愛実話小説です。物語の中枢部を占めるものは、怒り、苦しみ、嫉妬、妄想、執念、セックス、人を愛する事。
人間臭くて、本当は目を背けていたい感情が誰でも根底にある。恋でボロボロになる事は、その後の人との出会いや人生をきっともっと豊かにしてくれると思います。良かったら是非読んでみて下さい。ありがとうございました。

純情を装いながらも、本気な恋を避ける人が多い世の中で、そんな恋にはまる風俗嬢、安藤奈緒子さん。彼女の言うとおり、人間の根底なんて綺麗なものだけではないだろう。
たまには恋愛にどっぷりハマり、自分の醜い部分を知るのもアリなのではないだろうか?それが怖ければ、「あなたへの月 内緒の恋と風俗とセックス」を読んで、自分の本心と照らし合わせてみるのもいいかもしれない。きっと、もう一人の自分に出会えるはずだ。


あなたへの月
http://ameblo.jp/naoblog-1228/

(Written by 沢岡ヒロキ)

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