「ゆるキャラ」ってなんだかわからなくなってきた

静岡県袋井市と磐田市では、ハンバーグで地域活性化を実行中だ。
同市周辺にはオンリーワンなハンバーグが数多く存在するそうで、地元の情報誌「フリーマガジン・イロハ」では各店の特色を活かしたハンバーグを紹介している。
そして、地域ならではの「ハンバーグ文化」を高め、広めていこうと２００８年１２月２５日に「食べよう!!ハンバーグの会」を結成した。

同会の会長を務めるのが「ハンバーグマのグーグー」。写真のとおり、おなじみの「ご当地」「ゆるキャラ」だ。
職人の魂がハンバーグに込められて生まれたハンバーグの妖精(？)で、「ハンバーグうま！」がアルファベット表記にすると「HANBURG＋UMA」になることからクマになった。つまりダジャレである。
他にも「名前のグーグーは“Good!Good!”から」、「汗は肉汁」、「身長と体重はハンバーグ一個分」など色々な設定が用意されているが、基本姿勢がバンザイポーズなのは、特に説明がないという、突っ込みどころ満載のキャラクターだ。
グーグー会長は特にネット上で人気を集めているという。

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そんな「ハンバーグ文化」から生まれたハンバーグの一例を挙げてみよう。
静岡県磐田市「肉のむらかみ」にある「のり巻きチキンバーグ」は、お弁当メニューとして子どもに人気だ。
海苔の風味がたまらない、鶏肉ベースのあっさりハンバーグは、食感も楽しい鶏軟骨が美味しいアクセント。
他にも粗挽きハンバーグ、牛100%ハンバーグ、黒毛和牛赤ワインハンバーグなど本格的なハンバーグのほか、「餃子ハンバーグ」などイロモノ商品も揃っている。

ところで、本サイトでもさかんに登場する「ご当地ゆるキャラ」だが、そのほとんどがプロのイラストレーターがデザインしたと思われるものばかりでクオリティが高い。ジャンルこそ「ゆるキャラ」だが、その実はちっともゆるくない。最近は「ご当地キャラクター」なんて呼び方に変遷してきている動きもあるようで、ある意味で汚名だった「ゆるキャラ」を返上しているのかもしれない。
同情報誌「フリーマガジン・イロハ」では、編集長もマスコットキャラクター化しており、そっちのキグルミがあったらちょっと見てみたい。

食べよう!!ハンバーグの会　公式サイト
http://googoo.hamazo.tv/

肉のむらかみ
静岡県磐田市大原205-4
http://www.gyo-retu.com/1/murakami/