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南山大学演劇部のOB、OGを中心に旗揚げ。奇抜なシチュエーションの日常から繰り出される『会話』と『関係』のズレから起こる笑いを中心とした『喜劇』を上演している「あおきりみかん」。
年2回、名古屋、東京の二都市公演をコンスタントに行い、名古屋小演劇界では最大の動員数を誇っているという。

◆看板俳優は「超理系」
20091128_021998年に旗揚げ。劇団名の『あおきりみかん』はまだ青いうちに切った酸っぱいみかんのこと。『グリーンみかん』とも呼ばれている。まだまだこれから熟していく劇団という意味を込めて付けた…というのは後付けで、本当は主宰の鹿目が酸っぱいものが大好きだからという、至極単純な理由である。
劇団員は20名。3年前に8名の劇団員がオーディションにより入団。新旧入り乱れて新しい風が吹いている。上は33歳から下は20歳まで、個性的な面々が揃っている。
看板俳優の松井真人は、落ち着いた雰囲気の役から爆発力のある破天荒な役まで幅広くこなす、独特の色気を持った俳優である。ちなみに何故か数学科卒で、劇団唯一の超理系。

◆3度の悔恨から生まれた劇団
初めは一度きりのプロデュース公演のつもりだったという。
ところが、その旗揚げ公演で残った「もう少しこう出来たなぁ…」という悔いを解消するため、次の公演、また次の公演…と重ねていくうちに、第4回目の公演にして、とうとう『劇団』として継続しくことが決定した。
それから月日は流れ、先日結成10周年の節目を迎えた。

◆奇抜なシチュエーションから生まれる人間関係の面白さ
お客さんにニーズに答えて『裁判』をする『擬似裁判所』という店が舞台の『漂流裁判』(劇団あおきりみかん其の拾七)や、トイレに行く時もジョギングする時も蒲団に乗ったまま生活する『蒲団生活者』(劇団あおきりみかん其の拾九)など、一見奇抜なシチュエーションから生まれる『日常』で、展開される出来事から生まれる人間関係の深さ、面白さをあおきりみかん独特の『喜劇』という形で表現している。

<主宰者プロフィール>
鹿目由紀(かのめ ゆき)。
1976年、福島県会津若松市生まれ。南山大学文学部国語学国文学科卒。劇作家、演出家。自劇団の作・演出のほか、他劇団の作・演出、『中学生日記』(NHK)、堤幸彦演出のご当地ドラマ『加藤家へいらっしゃい!〜名古屋嬢っ〜』(メ〜テレ)等のテレビドラマ、ラジオドラマの脚本、コラムの執筆、高校演劇大会の審査員NHK名古屋文化センター戯曲講座講師(今秋より)等々、幅広く活躍している。
2008年、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンペ「劇王后廚罵ゾ M眷「劇王此徊姫辧B5代・第6代劇王になる。2008年、第24回名古屋文化振興賞・戯曲部門で佳作受賞、同年、第8回AAF戯曲賞佳作受賞。

劇団あおきりみかん 公式サイト
http://www.aokirimikan.net/

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