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年も明けて2010年になるというのに、ちょっと遅い年越しの話題である。
家族で集まって、男女対抗の歌合戦か、笑うことを禁じられてどんどんゲッソリしていく芸人さんを見ながら、年越しそばを食べて一年を締めくくるのが日本の大晦日だが、他の国ではこんな風に1年の締めくくりを迎えているのか。

2010年に南アフリカで開催されるワールドカップに出場が決定しているメキシコ。メキシコはAグループ、日本はEグループなので、準決勝あたりで、うっかり対戦することになる可能性も物理的にはゼロではない注目の国だ。そんなメキシコでは年越しにブドウを食べるのだとか。

メキシコの習慣では12時の鐘と共に12粒のぶどうを食べて願いをかけるという。一粒がひと月を意味し、一粒ごとにその月のお願いをするのだとか。最後は全員と抱擁して新年を祝う。
同じ言語圏であるスペインでも同じことが行われているのだとか。ちなみにスペイン語で「あけましておめでとう」は「フェリス アニョ ヌエボ」らしい。
しかし、12項目もの願いごとを考えるというのもなかなか骨の折れる作業だろう。もしかしたら「大晦日の願いごとは、だいたい7粒目で願うことがなくなる」みたいな、「メキシコ人あるある」が存在するのかもしれない。

他にも、メキシコでは大晦日の夜に赤い下着をつけて寝ると愛情面で恵まれ、黄色い下着だと金運に恵まれると思われているという。
他にも、「いいバカンスができますように」という願いごとをするために、夜中にカバンを持って走ったり、不幸を寄せ付けないためのおまじないで紙を燃やすなど、メキシコならではの大晦日風習があるという。

(Photo by diluvi

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