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沖縄県では、出産後の女性に「パパイヤ」を食べさせる習慣があるそうです。
『パパイヤを食べるとお乳が良く出る』という伝えが浸透しているためで、汁が良く出るパパイヤがお乳がよく出る様に似ているということから広まったとか。

ちなみに、沖縄でパパイヤといえば、【青いもの=野菜】【黄色いもの=フルーツ】という認識があり、妊婦はフルーツとして食べる方が多いそうです。

一方、石川県金沢市では「産後にはレンコンを食べさせる」という習慣があるそうです。
加賀レンコンが親しまれている土地柄か、こちらも「お乳が良く出る」と言われており、レンコンを団子状にした「レンコンの団子汁」(レンコンの味噌汁)などで食べられるそうです。

これらは2つとも「産後に母乳のために」食べられているものですが、三重県伊勢地方では、妊娠中に妊婦に食べさせるものがあります。

それは「アワビ」

伊勢志摩では古くから、妊婦には白アワビと黒アワビを食べさせるという習慣が残っており、2つのアワビは【夫婦アワビ】と呼ばれています。
妊婦がアワビを食べると【目のキレイな赤ちゃんが産まれる】と伝えられているそうです。

ちなみに、病後にも「(手術後の)回復が早いように」とアワビを食べる習慣があるとか。
三重県内のレストランや旅館などでは、妊婦さん向けにアワビを提供している店もあり、「妊婦さんにはアワビ」というのは浸透している文化のようです。

全国にはまだまだ、このような習慣があるかもしれません。
あなたの地元では妊婦さんに食べさせる食べ物などはありますか?

(Photo by riNux

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