20100116_01

丑から寅へと、年が明けても大ブームのホルモン。人気の秘密は焼肉よりもカロリーが低く、美容に必要な栄養素も豊富ということで、女性に受けているみたいです。でも、カロリーが低いといっても漠然としているので、主な部分のカロリーをまとめてみました。
(五訂増補日本食品標準成分表による。部位はいずれも牛で、カロリーは100グラムあたりのもの。)

タン 269kcal
上タンは脂が多い舌の付け根部分。なので値段だけでなくカロリーもタンより上タンのほうが高いはずです。

ハツ 142 kcal
心臓。コリコリした食感が特徴。脂が少ないので当然ながら味は淡白です。

レバー 132 kcal
肝臓。鉄分、ビタミンAも豊富です。

マメ 131 kcal
じん臓のこと。鉄分、ビタミンB1、B2が豊富です。

ミノ 182 kcal
第一胃。上ミノはミノの中心部の肉厚な部分。ガツという呼び方もある。

ハチノス 200 kcal
第二胃。ヒダが蜂の巣のように見えることから呼び名がついたそうです。

センマイ 62 kcal
第三胃。ヒダが千枚あるように見えることから呼び名がついたそうです。

ギアラ 329 kcal
第四胃。他の胃と比べて脂身があって歯ごたえがある部位です。赤センマイという呼び方もあるようです。 

ヒモ 287 kcal
小腸。脂が豊富なのでカロリーは高めです。コプチャン、マルチョウなどとも呼びます。

シマチョウ 162 kcal
大腸。一般的にホルモンと呼ばれるのが大腸のようです。テッチャンとも呼ばれます。

あくまで目安で脂の入り具合にもよりますが、和牛の場合はロースで400kcal以上、カルビで500kcal以上もあるので、確かにカロリーは低いです。しかし、カロリーが低いからといって、食べ過ぎには注意しましょう。

(Photo by sendaiblog

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