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会話劇をベースに繰り広げられる「あなたとわたしの物語」。いつかどこかでそんなことを思ったことがある、そんな細やかな心の揺れを、あるときはファンタジー、あるときはサスペンスを交えながら、観る人の日常とかけ離れすぎない、微妙なバランスで展開していく。
昨年10周年を迎えた「よこしまブロッコリー」は、新しい10年を前に名古屋を拠点としてさらに活動を活発化させている。

劇団名は日常を斜めから見て描く物語、たくさんの個性や想いが終結してつくる舞台という意味。「よこしま」に「ブロッコリー」がついたのは、飲み屋で上がった候補から、「一番女の子にモテそうなかわいくて覚えやすいキーワード」をくっつけたとかくっつけないとか。

◆現在のメンバーは「第二期」
1999年、同年代の仲間が集まって結成。「Fin むしろそのウラ」「スロー・スロウ」など、これまでに17本の作品を上演した。
旗揚げメンバーが様々な事情で活動ができなくなり脱退していったが、同時に新規参入メンバーも増え、現在ではメンバーの年齢層もぐっと広くなっているという。
現在活動中のメンバーについて、内々では「第二期」と呼んでいる。第一期と比べて年齢層もキャラクターもバリエーションが増えて、新生よこしまブロッコリーとして舞台上の物語もさらに広がりをみせる。
年に2〜3本、主に名古屋にて公演を展開中。今後は名古屋だけでなく、いろいろな土地や環境で、作品を上演していきたいと意欲を見せている。

◆新規参入メンバーが増え個性が伸びる
その場に存在することや、空気のやりとりに関して、個々の俳優の力は強いと自負する。また、「作品」というものに対して多角的な考え方を持っているのが特徴的で、作品の予告編などを動画で配信、その際も役者が映像の中で演じている。

会話劇ベースに様々な形で舞台上に創りあげてられる「あなたのわたしの物語」は、一人の人間というよりも、人と人の間に流れる空気、空間に広がる心の揺れを伝えられれば、と思っているという。

<代表者プロフィール>
にへいたかひろ・・・1974年生まれ、三重県出身。よこしまブロッコリーの全作品の作・演出を担当。俳優、ナレーターとしてもTV、CMなどで活躍中。近年は、他団体への戯曲の書き下ろし、演出の他、専門学校の講師を勤めるなど活動の領域は広がっている。また、近年の作品(ハレルヤ以降)の全ての舞台音楽を作曲しており、そのクオリティの高さでもかなりの定評がある。

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よこしまブロッコリー公式WEBサイト
http://www.yokoshima.info/

携帯版
http://www.yokoshima.info/mobile.html

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