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熊本県の八代駅と鹿児島県の川内駅を結ぶローカル線「肥薩おれんじ鉄道」。営業区間の116.9kmは青く美しい東シナ海沿いや柑橘類の産地である山間部を走り、風光明媚な景色も魅力の路線だ。

平成16年3月に熊本県と鹿児島県、沿線市町などが出資し第三セクター鉄道会社として営業を始めたが、主な乗客は通学に利用する学生で、開業当初からその経営状況は厳しい。そんな肥薩おれんじ鉄道では現在、「車両一口オーナー」を大募集している。

「車両一口オーナー」とは車両の定期点検のための費用を一般乗客にも寄付してもらおうというキャンペーン。肥薩おれんじ鉄道では19車両を保有しており、この全てを平成22年、23年度中に点検に出さなければならず、その費用は1車両1000万円ほど。ざっと2億円ちかい金額が必要となる計算だ。現在の肥薩おれんじ鉄道にはこの費用をまかなえるだけの余裕がなく、今回の大募集となったのだ。

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申込用紙(PDF)ダウンロードは
こちらから
応募は1口1万円で、何口でもOK。オーナー特典として開業日を表記した特製の「金の切符」プレゼントと、応募口数に応じた大きさのプレートにオーナー名を入れ車両に掲示される。1月末現在ですでに220名近い応募があるというが、最終的にはオーナー1000人を目指しているという。車両点検が実施される平成23年度いっぱい(平成24年3月末)まで応募を受け付けるそうだ。

この「車両一口オーナー」の他にも、「肥薩おれんじ鉄道友の会」も随時会員を募集している。こちらは1年会員が1000円、3年会員が3000円で入会でき、半額で乗車できる優待券のプレゼントや沿線のおすすめ店でサービスが受けられるなどの特典がある。また沿線住民には「1年に1回、肥薩おれんじ鉄道に乗ってください!」と、切実な「お願い」も。
来年春には九州新幹線が全線開通して、博多〜鹿児島中央間が1時間と少しで結ばれることになる。便数も多くて速い新幹線も便利だが、各駅停車で車窓から四季折々の景色を眺めるローカル線の旅もたまにはいい。そのローカル線を存続させるためにも、1人でも多くの人に肥薩おれんじ鉄道を利用してもらいたい。

(Written by おばらけいこ)

肥薩おれんじ鉄道
http://www.hs-orange.com/

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