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2009年11月10日から15日まで、イタリア・ミラノの国際見本市会場で開催された世界最大規模のバイク見本市「EICMA2009」の体験レポートを紹介します。

◆ドゥカティ
イタリアを代表するバイクメーカー、ドゥカティ。赤を基調としたバイクは、映画などでもたびたび登場します。また、MotoGP世界選手権などのレースで活躍していることでも有名です。今回、ミラノショーということで、地元・ドゥカティのブースは非常に大きく、たくさんのバイクが並べられ、その力の入れようがとても伝わってきました。

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ドゥカティの注目はまず、フルモデルチェンジとなったツーリング向けバイク「Multistrada(ムルチストラーダ) 1200」です。前のモデルより、特にフロント部分のデザインがガラリと変わっており、新しい水冷4気筒エンジン、150馬力など魅力たっぷりです。4つの走行モードで、街でも高速道路でも荒れ地でも快適なのだとか。今後発売される予定の日本でも“ツアラー”たちの関心が高そうです。

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そして、2007年発売されているモタードタイプの「Hypermotard(ハイパーモタード)」が、1100に続いて796が登場。車体重量が167kgと非常に軽く、1100よりもコンパクトで足着き性がいい、燃費も1kmあたり4.8ℓなど、とてもエコで扱いやすいバイクのようです。街乗りはもちろん、ツーリングでも荒れ地でも快適に乗れそうです。
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また、スポーツタイプの「1198」は、レースのイメージの強いドゥカティならではのバイクで、根強い人気を集めていました。さらに、日本で100万円を切った本体価格で発売された「Monster(モンスター)696」も、紫や緑などの珍しい色のバイクがたくさんあり、値ごろ感と手軽さなどから、特に女性や若者らの関心が高かったように見えました。

(Written by Aki Shikama)

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