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2009年11月10日から15日まで、イタリア・ミラノの国際見本市会場で開催された世界最大規模のバイク見本市「EICMA2009」の体験レポートを紹介します。

■カワサキ
日本のバイク4大メーカーの1つであるカワサキは、同時期に開催された千葉・幕張メッセでの東京モーターショーへの出展を見送った一方、このミラノではとても大きなブースを設置し、欧州での販売にいかに力を入れているかが垣間見られました。

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まず、カワサキを代表するシリーズ「Z」では、「Z1000」が新たなエンジンと車体で登場。9,600rpmと最大トルクで138馬力という4気筒のエンジン、新しいアルミシャシーで30%の軽量化を実現したそうです。
そして、スポーツツーリングを代表するバイク「1400GTR」は、フルモデルチェンジ。エンジンが1400ccクラスというぜいたくな排気量をはじめ、トラクションコントロール、「K=ACT」というカワサキ独自のブレーキシステム、さらに遠隔キーなど便利な機能も満載です。

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またツーリング向きの「Versys」は、2010年バージョンで外観デザインと技術がアップデートされ、週末に遠足する気分でバイクに乗る楽しみを提供するとのことです。

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一方、125?クラスで2010年、「KLX 125」「D-Tracker 125」の2モデルを発表しました。単気筒4サイクルエンジンで、手軽さと維持費の低さなどシンプルで乗りやすく、若者らをターゲットにしています。

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さらに、日本でもおなじみ「Ninja 250R」は、伝統的なライムグリーンに加え、黒が登場。手軽なミドルクラスのバイクで、欧州でも人気があるようです。

(Written by Aki Shikama)

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