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2009年11月10日から15日まで、イタリア・ミラノの国際見本市会場で開催された世界最大規模のバイク見本市「EICMA2009」の体験レポートを紹介します。

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◆KTM
KTMは、オーストリアを拠点とするヨーロッパで2番目の売り上げを誇るバイクメーカーです。オレンジと黒のカラーでおなじみでしょう。主に、モトクロスなどのオフロードのバイクを製造し、多くのレースで活躍してきましたが、最近、サーキットなどのオンロードにも進出しています。
20100404_03まず「Duke 690 R」は、斬新なデザインに加え、エンジンが70馬力の単気筒ながら、強力なフレームなどを特徴とし、乗り手のメンテナンスのしやすさを売りにしています。
また、スポーツレプリカの「RC8R」は、レッドブルのカラーリングをしたレース仕様車を展示し、多くの来場者の目を引きつけていました。

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◆MV アグスタ
MVアグスタも、イタリアのバイクメーカーです。かつてはレースで活躍したものの、今は参戦しておらず、米国のハーレー・ダビッドソンの傘下に入っています。

伝統的な赤と銀のフェアリングデザイン、当初フェラーリがエンジン開発に携わるなど「高性能4気筒エンジン搭載」というコンセプトを継承しているのがスポーツバイク「F4」シリーズ(トップ写真)です。
今回、エンジンと車体をフルモデルチェンジし、1000ccクラスのエンジンに186馬力ながら10kgの軽量を実現し、デザインはもはや芸術の域に達しているかと思いました。
また990?、1090?の2モデルを登場させた「Brutale」も約85%の仕様を変更し、ネイキッドのスポーツバイクとして注目を集めていました。

(Written by Aki Shikama)

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