
今日4月10日は、本サイトでもお知らせしたとおり「ヨード卵の日」である。「ヨード卵の日」は今年初めて認定され、これから歴史を刻んでいるが、同じ4月10日に記念日を迎えて、すでに制定から17年目を迎えている記念日がある。
「ヨード卵の日」と同じ日に記念日を迎えるもの。それが鉄道旅行のおとも「駅弁」だ。「駅弁の日」を記念して、近頃ブームにもなり注目されることの多い駅弁の成り立ちを調べてみた。
とはいえ、なぜ4月10日がお弁当の日なのだろうか。それは「4」と「十」を組み合わせると、弁当の「弁」という字に似ているから・・・らしい。制定されたのは、今から17年前、1993年のことだ。もともと、駅弁が初めて発売されたとされているのは1885年7月16日。弁当の日が4月になったのは、夏はお弁当が傷みやすいから、とのこと。
気になるその「初めての駅弁」だが、発祥の地として有力といわれているのは栃木県の宇都宮駅。ごま塩が振りかけられたうめぼしのおにぎりが2つとたくあんを竹の皮でくるんだものという、なんとなく「千と千尋の神隠し」でハクが千尋にあげたおにぎり包みを彷彿とさせる素朴なもの。お値段は5銭で、そのころきつねうどん1杯が1銭だったことを考えると、やや贅沢なものだったのかもしれない。
また、有力視されている発祥地は宇都宮だが、その他にも神戸駅や小山駅など、「いやいやウチが元祖!」と名乗りを上げている駅がいくつかある。だが、いずれも文献などに残っておらず、元祖と言われるまでには至ってないという。
その後、焼き魚や卵焼きなどが入った、今のお弁当のようなタイプの駅弁が、1890年に兵庫県の姫路駅にて登場したとのことだ。こちらを元祖駅弁とする見方もあるらしい。
その昔、今ほど列車での行き来が便利でなかった頃は、かなり長い間を列車の中で過ごすこともあったという。朝から晩まで乗り続けることも珍しくなく、その場合は途中で食事をとらなければならない。そのため、駅で弁当を販売することが考えられたとのこと。
今や新幹線や飛行機を使用して、短時間で長距離を移動できるようになり、駅弁の今の立ち位置は当初からは離れてきているのかもしれない。しかしながら、デパートでの駅弁フェアや、その土地ならではの工夫を凝らした弁当は、昔とは違った形で人々に愛されている。これからの行楽シーズン、たとえ食べるところが新幹線でなく車でも、もしくは家の中だとしても、駅弁を食べて列車旅行な気分を味わうのもよいのではないのだろうか。
(Written by 澁澤すい)
(写真引用:駅弁資料館 http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/)
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気になるその「初めての駅弁」だが、発祥の地として有力といわれているのは栃木県の宇都宮駅。ごま塩が振りかけられたうめぼしのおにぎりが2つとたくあんを竹の皮でくるんだものという、なんとなく「千と千尋の神隠し」でハクが千尋にあげたおにぎり包みを彷彿とさせる素朴なもの。お値段は5銭で、そのころきつねうどん1杯が1銭だったことを考えると、やや贅沢なものだったのかもしれない。
また、有力視されている発祥地は宇都宮だが、その他にも神戸駅や小山駅など、「いやいやウチが元祖!」と名乗りを上げている駅がいくつかある。だが、いずれも文献などに残っておらず、元祖と言われるまでには至ってないという。
その後、焼き魚や卵焼きなどが入った、今のお弁当のようなタイプの駅弁が、1890年に兵庫県の姫路駅にて登場したとのことだ。こちらを元祖駅弁とする見方もあるらしい。
その昔、今ほど列車での行き来が便利でなかった頃は、かなり長い間を列車の中で過ごすこともあったという。朝から晩まで乗り続けることも珍しくなく、その場合は途中で食事をとらなければならない。そのため、駅で弁当を販売することが考えられたとのこと。
今や新幹線や飛行機を使用して、短時間で長距離を移動できるようになり、駅弁の今の立ち位置は当初からは離れてきているのかもしれない。しかしながら、デパートでの駅弁フェアや、その土地ならではの工夫を凝らした弁当は、昔とは違った形で人々に愛されている。これからの行楽シーズン、たとえ食べるところが新幹線でなく車でも、もしくは家の中だとしても、駅弁を食べて列車旅行な気分を味わうのもよいのではないのだろうか。
(Written by 澁澤すい)
(写真引用:駅弁資料館 http://eki-ben.web.infoseek.co.jp/)
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