20100323_01バラエティ、ドラマ、MCなどなど30年間ずーーーっと第一線で活躍中のご存知、所さん。
「自然体」、「マイペース」という言葉が日本で最も似合うタレントで、30年間ずっと同じペースで走り続けている。




よく売れっ子やベテランタレントになると、「デビュー当時は面白かった」とか「最近つまらなくなったね」などと揶揄されることが多いが、所さんにはそのような声がほとんど出ない。しいて言うなら「変わらないねえ」だ。
昔も今も所さんは所さんだ。

1977年に「ギャンブル協奏曲」で歌手デビューを果たした所さんは、同年秋よりオールナイトニッポンのパーソナリティを担当。当時まったくの無名にもかかわらず一部に抜擢された所さんは、替え歌コーナーやことわざパロディなどバカバカしいほどの所ワールドを展開。
1980年春からは土曜深夜に「所ジョージの足かけ二日大進撃」を担当。テレビのレギュラーも増える中、相変わらずやる気があるのかないのかわからないマイペーストーク、スタジオには常にギターを持ち込んで、時間が空けば歌を歌う。
ベタな表現だが、所さんのうちに遊びに行ったら、所さんが面白い話をしたりギターを弾いてくれる。そんな感じ。
1984年からはTBSラジオで「進め面白バホバホ隊」という帯番組を担当。
番組の中では「これもん!」という言葉を連発。その後、「笑っていいとも」などでも何度も用いて流行語にもなった。

その頃地方局向けに「毎日がベストテン」という番組が放送されていて、これも所さんが担当。
演歌、歌謡曲、ニューミュージックなど日替わりでリスナーのリクエストランキングのベストテンを紹介するのだが、その頃歌手所ジョージが「私の名前で出ています」という、パロディ演歌をリリース。
番組内で「リクエストをするように」とPRすると、見事演歌部門の第10位に初登場。五木ひろし、森進一ら並み居る演歌歌手に混ざっての所さんのランクインは、替え歌やパロディコーナー同様の所ワールドだった。

ちなみに2000年から坂崎幸之助、篠原ともえとともに担当したフジテレビの音楽番組「Music Museum」でも自らの歌う曲がリクエストの上位に来るという、当時のラジオと同じ展開をテレビでも行っていた。

現在所さんは木曜22:00から「オールナイトニッポンデラックス」を担当中。
最初にオールナイトを担当した頃から33年の歳月が過ぎたが、相変わらず所さんは所さんだ。いつまでも所ジョージのままであり続けてほしい。

(written by みぞてたかし)


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