まず、大阪・梅田にあるのが「幻想の国のアリス」。大きな絵本の扉を押して店内に入るコンセプトから、なんだかワクワクする。
中に入ると、薄暗い照明やシャンデリアなどのすてきな内装がファンタジーの世界に迷い込んだ気分にさせてくれ、そして、前菜のスープに置かれた「Drink Me」のカードは、アリス通ならピンと来るはず。そう、映画にも登場する、アリスが小人のように小さくなるあの飲み物！

メニューもなかなかおもしろい。アリスの物語に登場する個性的なキャラクターをモチーフにしていて、「白ウサギの砂時計」「いもむしおじさん マグロとアボカドロール」「チェシャ猫のミートパイ」など、ユニ−クなネーミングの料理が並ぶ。いったいどんな料理が出てくるのか、注文するのも楽しくなってくる。また、女性スタッフが、あのアリスのとてもかわいいコスチュームで接客してくれるのもポイントだ。

一方、東京には、銀座に「迷宮の国のアリス」、新宿に「絵本の国のアリス」がある。「迷宮〜」では、「白い女王のお部屋」「深い深い森のティーパーティールーム」などの個室がおもしろく、「絵本〜」でも、四方を鏡に囲まれた「出会いの鏡の森」があったり、床がチェス盤風だったりといったこだわりを演出している。

ちなみに、店を訪れる客層は、20代や30代女性のグループが多いとのこと。仕事帰りやショッピング帰りなどに立ち寄って、このファンタジーな空間を楽しんでいるのだろうか。アリスのファン、映画のファンはもちろん、誕生日や“女子会”などのパーティーにもピッタリのこの居酒屋、あなたもぜひ一度、体感して欲しい。

画像提供：ダイヤモンドダイニング

(Written by 飾磨亜紀 Aki Shikama)

お伽噺WEST
http://www.diamond-dining.com/otogi_west/


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