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1500年以上の歴史を持つ大阪のまちを案内してくれるのが、大阪あそ歩事務局が主催する「大阪あそ歩」だ。年に2回、春と秋に実施されている企画で、ほぼ連日ガイドつきのまち歩きコースが楽しめる。
コースの行き先・内容はたいへんバラエティに富んでいて、たとえば、5月29日の「吉兆もろて、めでた顔なる、えべっさん【今宮】」では商売繁盛の神様で知られる戎神社を訪れたあと、木津の卸市場や伝統工芸品を扱う日本工芸館といった屋内型のスポットにも足を伸ばしていく。また6月4日の「なつかしの大阪芸人発祥の地【新世界】」では大正から昭和にかけて娯楽の聖地として賑わった新世界を訪れ、芝居小屋前や風情溢れる商店街を歩きながら、大阪芸人たちの思い出に浸る。同じく6月4日には別の「東風(こち)が吹き、梅の花が匂うまち・天神橋【天神橋】」というコースもあり、こちらは大阪天満宮や川端康成生誕地を探訪、商店街で試飲や試食ができたりもする。
ほかにも「消えた河内湖を追え!【鴫野・放出】」や「蕪村が流浪った菜の花道【茶屋町・中津】」「祈りのまち・住吉を歩く【住吉】」など、魅力溢れるコースがたくさん用意されているのだ。

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これらのまち歩きコースで嬉しいのはやはりガイドがつくところ。はじめて行く場所はもちろん、多少見慣れた場所についてもあらためて説明を聞き、造詣を深めていける。歴史の深い街を歩くことの醍醐味を味わえるに違いない。
各コースとも所要時間2〜3時間で、参加料金は1000〜2000円(要予約)。春期の最終日は6月6日(日)だ。詳しいコースとスケジュールはウェブサイトで確認を。

(Written by mikinosuke)

問い合わせ先 大阪あそ歩事務局
電話 06-6282-5930(受付平日10〜17時 土日祝除く)
URL  http://www.osaka-asobo.jp/



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