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交通事故の原因、実は「認知不足」が大半を占めているというのをご存じだろうか。

日本自動車連盟(JAF)の公式サイトに「JAF D-Dock」という、視覚能力をゲーム感覚でチェックできるページがある。もともと高齢者ドライバー向け講習のシミュレーションを、ウェブ上で改めて紹介している。高齢者に限らず、若いドライバーでも十分、安全運転のためになる内容となっている。

チェック項目は3つで「速度の予測と判断」「眼のうごきと記憶」「眼と手のバランス」。チェックを始める前に、年齢や性別、居住地域などを登録して、いざスタート!

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まず「速度の予測と判断」チェックでは、目の前を車や歩行者などが横切るので、画面の中心付近に来たあたりでクリックしていく。歩行者や自転車は難しくないが、車やバイクは動きが早くて追いつかないことも。それぞれの動きを正確に捉えて「次の場面」まで予測する能力がものをいい、「何がもっとも危険か」「何に注意すべきか」といった優先順位づけがとっさの判断材料になることを気付かされた。

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次の「眼のうごきと記憶」チェックは、目の前に現れる標識を順番通りにクリックしていくが、だんだん難易度が高くなる。運転中に見える標識や人、車などを正しく眼でとらえ、しっかり記憶できているかが確認できる。


最後の「眼と手のバランス」チェックでは、走行中に現れる障害物をハンドル回避するか、ブレーキを踏むかを瞬間的に操作して、なおかつ的確に選ぶことが求められる。実際にやってみると、とっさの判断が自分が思っているよりもなかなか難しいことを思い知らされた。

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そして、3つのチェックが終了すると成績が表示され、安全運転へのアドバイスを詳しく教えてくれる。しかも全国ランキングまでわかるからなかなか興味深い。繰り返して挑戦することもできるので、より安全意識が高まること間違いなし、ぜひ試して欲しい。

(Written by飾磨亜紀 Aki Shikama)

運転適性チェック「JAF D-Dock」
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/ddock/index.htm


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