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食の都・大阪にあって、新しいご当地グルメとして知名度を上げつつあるのが「高槻うどんギョーザ」だ。橋下徹・大阪府知事が進める「大阪ミュージアム」の登録物になっているほか、地元や百貨店のイベントに登場したり、関西のローカル番組で紹介されたりするなど、最近じわじわと注目されつつある。

高槻うどんギョーザは、刻んだうどんを肉や卵と混ぜ、ギョーザの皮で包まずに丸めて焼く。見た目はお好み焼きだが、味はギョーザ。簡単に料理できてしかもおいしいと、イベントではいつも長蛇の列となって完売状態というほどの人気ぶりを見せている。

ただ、この高槻うどんギョーザの発祥はよくわかっていない。
高槻市政策企画室によると、30年ほど前から、高槻市北部の塚原・南平台・阿武野地区の家庭料理として親しまれてきたとのこと。2008年10月に発足した「高槻うどんギョーザの会」では、レシピ指導を行うなどPRをしながら、高槻うどんギョーザに関するさまざまな情報提供を求めている。

現在、高槻うどんギョーザが食べられるお店は、市内の「たかつき京都ホテル」など3店舗ある。うどんとギョーザという異色のコラボ、イベントに出るたびに高い人気を誇るというこのグルメ、機会があればぜひ味わってほしい。

さて、高槻うどんギョーザも登録されている「大阪ミュージアム構想」とは、橋下知事が館長を務め、大阪の街全体を“ミュージアム”として活性化していこうという取り組み。
例えば、御堂筋の銀杏並木や富田林寺内町、大阪城公園、インスタントラーメン記念館、ユニバーサルスタジオジャパン®、岸和田だんじり祭りなど。2009年9月現在、建物やグルメ、伝統芸能や祭りなど1,166件が登録されている。

画像提供、取材協力:高槻市政策企画室

(Written by 飾磨亜紀 Aki Shikama)

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