一見、普通の神社のように見えるが、境内を見渡すと、奉納されたサッカーボールやバスケットボール、バレーボールなどがたくさん置いてある。さらに本殿横には「鞠庭」、また「蹴鞠の碑」もあった。
もともと明治元年、崇徳天皇と淳仁天皇の神霊を皇室鎮護の神様として祀るために明治天皇が創建。明治維新までは蹴鞠の第一人者である宗家・飛鳥井家の邸宅があり、鞠の守護神「精大明神」が祀られていたという。境内の「鞠庭」では4月14日と7月7日に古式ゆかしき蹴鞠の奉納が行われるとのこと。
そして「蹴鞠の碑」が建立された2001年以降、サッカーの神様としての知名度もアップ。右上にある「撫で鞠」をひと回りしてお参りすると球技が上達するのだとか。2002年のW杯日韓大会を経て、サッカーをはじめとした球技の上達を願う中高校生たち、さらに京都パープルサンガをはじめとするサッカー関係者もたくさん参拝に訪れている。また「スポーツ闘魂」「球技闘魂」といったお守りも売っていた。
W杯は終わったが、日本代表の活躍を称えるため、そして次回大会でのさらなる活躍を期待して、機会があればぜひ白峯神宮に足を運んでみてはいかがだろうか。
白峯神宮
住所:〒602-0054 京都市上京区今出川通り堀川東入る飛鳥井町261
TEL:075-441-3810
交通アクセス:
市バス「堀川今出川」下車、地下鉄烏丸線「今出川駅」下車徒歩8分
http://www.h4.dion.ne.jp/~a.246ra/index.html
(Written by 飾磨亜紀 Aki Shikama)
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