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まず「競艇」といえば、れっきとしたギャンブルであり、怖くてなかなか近寄りがたいイメージがある。しかし、その競艇界である異変が起きているらしい。山口県周南市にある徳山競艇のウェブサイトが、なんと“萌え”化しているというのだ。


萌えといえば、当初はアニメやマンガのキャラクターから始まり、最近は、工場や中華鍋など、もはや人に限らずさまざまな世界にまで広がっている。その萌えがついにギャンブルの世界、しかも競艇にまで及んだと話題になっていると聞いた。

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例えば、すでに終了しているが「徳山モーターボート大賞」(http://www.kyotei-special.jp/201002GI18/)の特設サイトでは、壁紙がさまざまなサイズでダウンロードできたり、『MAKURI 六つの誓い』というオリジナルのウェブ小説まであったりする。しかも小説は全10章で、プロローグとエピローグをあわせると12の章になり、かなり豪華で読みごたえもあり、ついつい最後まで読んでしまったほど。

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しかも、この特設サイトを含めた壁紙ページ(http://www.tokuyama-kyotei.jp/modules/wallpaper/)を見ると、もはや競艇のウェブサイトなのかアニメのウェブサイトなのかわからなくなってしまうほどの充実ぶり。アニメだけでなく、ゲームタッチのイラストまであって、まさに自分好みで選び放題といったところだ。

以前から競艇は、若い女性選手が活躍したり、イケメン男子選手をアピールしたりと、JRAの中央競馬とまではいかなくとも、積極的にPRしている感がある。この萌え化でまた、新たなファン獲得を目指しているのだろうか。

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徳山競艇場 オフィシャルWeb
http://www.tokuyama-kyotei.jp/

(Written by 飾磨亜紀 Aki Shikama)


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