神戸・長田の名物グルメといえば「ぼっかけ」だ。牛すじとコンニャクを甘辛くじっくり煮込んだ料理で、その語源が「ぶっかける」からきたとも言われている。コナモンの定番「すじ焼」をはじめ、お好み焼きにソバを混ぜた「そばめし」、ぼっかけのレトルトカレーなども最近、全国で販売されていて、けっこうメジャーになってきた。
一方で、そのぼっかけに地元の長田では、次々と新メニューが登場している。
一方で、そのぼっかけに地元の長田では、次々と新メニューが登場している。
例えば、コロッケにぼっかけを入れた「ぼっかけコロッケ」が、グルメシティ新長田店にある「マルヨネ」で味わえる。1個80円。牛ミンチの代わりにぼっかけが入っており、口にすると、じゃがいもとの相性も良く、ぼっかけの歯ごたえもしっかりしていて、かなり高レベルの美味しさだった。
また、西神戸センター街にあるお好み焼き屋「ゆき」の名物は「ぼったこ」。明石焼き風で特製のだしがたっぷりかかっている。もちろん中身は、タコと牛すじ。上品なだしの味がすばらしくマッチし、スプーンですくって食べるふわふわのたこ焼きは、もう何とも言えない風味と味わいだ。2人分500円。ちなみにこの店は、すじ焼も絶品だった。
さらに、ぼっかけが麺にかかった「ぼっかけうどん」や「ぼっかけラーメン」、卵とじの「ぼっかけ丼」、また、錦糸卵の上に博多明太子の特製マヨネーズを敷いてぼっかけを載せたという「ぼっかけちらし」から、ぼっかけが入った「ぼっかけ肉まん」まで、ありとあらゆるぼっかけメニューを街じゅうで見つけた。
とにかく、長田の街を歩けばぼっかけに当たる、と言わんばかりに、ぼっかけ関連のメニューであふれている。インターネット上では、全国発送できるぼっかけグルメもかなりあるのも事実だが、ぜひ一度、下町風情だたよう長田で、本場のぼっかけを堪能して欲しい。
神戸・新長田濃厚コテコテニュース presented by 神戸ながたTMO
http://www.kobe-nagata-tmo.com/
(Written and Photo by 飾磨亜紀 Aki Shikama)
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とにかく、長田の街を歩けばぼっかけに当たる、と言わんばかりに、ぼっかけ関連のメニューであふれている。インターネット上では、全国発送できるぼっかけグルメもかなりあるのも事実だが、ぜひ一度、下町風情だたよう長田で、本場のぼっかけを堪能して欲しい。
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