大分県の郷土料理・とり天。鶏の天ぷらを酢醤油にねりからしをつけて食べるというシンプルな料理だが、そのルーツは別府市に大正時代にオープンした「東洋軒」というレストラン。
第二次世界大戦後、この「東洋軒」から独立した料理人たちがそれぞれの店で「東洋軒」の味を受け継ぎ、あるいは独自の工夫を凝らしてとり天をメニューに出すようになり、やがて別府だけでなく大分市へ、そして大分県全体へと「とり天」は広まっていったのだ。
第二次世界大戦後、この「東洋軒」から独立した料理人たちがそれぞれの店で「東洋軒」の味を受け継ぎ、あるいは独自の工夫を凝らしてとり天をメニューに出すようになり、やがて別府だけでなく大分市へ、そして大分県全体へと「とり天」は広まっていったのだ。
今ではすっかり大分名物となっているとり天だが、専門店はほとんどなく、和食・洋食・中華と料理のジャンルを問わず様々な飲食店で食べられるメニューとい うのも大きな特徴だ。
また味付けやつけダレなどもお店によって千差万別という、なんともおおらかで奥の深いメニューなのだ。
そんな別府のとり天を自腹で食べ歩き、さまざまな角度から調査・検証を続ける秘密組織が存在する。
それが「とり天Bメン」だ。学生や会社員など、とり天を愛してやまないメンバーによって組織されているという。
その「とり天Bメン」が厳選したとり天を食べ歩き、地元の人にもっと地元の食文化について知ってもらい、さらにはその魅力を全国に発信してもらいたいという企画「BEPPUとり天&冷麺ビンゴラリー」が開催されている。
このビンゴラリーは、別府市内の25店鋪でとり天か冷麺を食べ、1列、3列が揃うとそれぞれ商品があり、25店全てを制覇すると特製オリジナル特大缶バッジをプレゼントされるというもの。
とり天と並んで別府の名物として親しまれる別府冷麺は、和風だしをベースにしたスープが多いことも特徴。そしてその冷麺をこよなく愛する秘密組織「冷麺団」も存在し、今回、とり天Bメンと共にこのビンゴラリーを企画したのだそう。
ビンゴラリーは平成22年11月30日までだが、すでに全店制覇の強者が9名も現れている(7月中旬現在)。
ラリーに必要なカードは好評につき追加印刷をしてすでに3万5000枚に!これから秋にかけてますますヒートアップしそうと、開催事務局も嬉しい悲鳴のようだ。
(Written by おばらけいこ)
「BEPPUとり天&冷麺ビンゴラリー」
http://www.bepputoriten.com/bingo.html
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とり天と並んで別府の名物として親しまれる別府冷麺は、和風だしをベースにしたスープが多いことも特徴。そしてその冷麺をこよなく愛する秘密組織「冷麺団」も存在し、今回、とり天Bメンと共にこのビンゴラリーを企画したのだそう。
ビンゴラリーは平成22年11月30日までだが、すでに全店制覇の強者が9名も現れている(7月中旬現在)。
ラリーに必要なカードは好評につき追加印刷をしてすでに3万5000枚に!これから秋にかけてますますヒートアップしそうと、開催事務局も嬉しい悲鳴のようだ。
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