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国内生産の約8割が北海道で水揚げされているサケ。道内の居酒屋や定食屋などでは当然のようにサケが食べられるほか、サケの加工品も多く発売されている。その中のひとつで一部の間でおいしいといわれる、評判のサケフードを紹介。

サケの中骨をまるごと食べられるように煮込んだ佃煮。その名は「さけこっこっ」。中骨の形が残っているフレークと、細かくほごしたフレークの2種類があります。「さけこっこっ」に使われている中骨は、もともと廃棄されている部分。しかしこの中骨に栄養がたっぷり含まれており、これを商品にすることはできないかと、虎杖浜にある本間水産が佃煮にしたのです。
甘辛い味つけに、ぎゅっと旨みがつまり、ご飯がすすむしお酒にも合う。札幌では真駒内公園内にある、札幌市豊平川さけ科学館の売店でしか販売されていないのです。爆発的ヒットというほどではありませんが、子供連れで来た奥様やたまたま公園を散歩して立ち寄った人などが購入し、その多くがリピーターに。その後地元のフリーペーパーで紹介されるなど、真駒内エリアでは隠れたヒット商品として話題を呼んでいるのです。
販売先のさけ科学館のブログでは、「さけこっこっ」を使ったアレンジ料理のレシピも公開中。

どんなレシピがあるかというと・・・

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【こっこっ小松菜和え】
〈作り方〉小松菜をゆで、食べやすい大きさに切り、しょうゆやめんつゆなど
で軽く味をつけ、さけこっこっフレークと和えます。

【こっこっ昆布巻き】
〈作り方〉昆布は水から火にかけ、やわらかくなったらお酒、みりん、
砂糖で下味をつけ、最後にしょうゆを加えてしっかり味をつけます。
昆布を冷まして、さけこっこっブロックに巻きます。

【こっこっ詰めふろふき大根】
〈作り方〉大根を輪切りにし、めんつゆ、砂糖、しょうゆを加えてことこと
煮ます。しっかり味がついたら、中央をくり抜き、底まで抜かない程度
にくぼみを作ります。くり抜いた大根をみじん切りにしてさけこっこっ
フレークと和え、くぼみにギュッギュッと詰めます。

どうです?美味しそうでしょ?特に酒飲みさんにはたまらないのでは?

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さけこっこっはここで販売している

札幌市豊平川さけ科学館
札幌市南区真駒内公園2-1
TEL:011-582-7555
FAX:011-582-1998
http://www.sapporo-park.or.jp/sake/

さけこっこっ
ブロック(150g)500円
フレーク(150g)500円
※どちらも冷凍で真空パックされています。

(Written by みぞてたかし)


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