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世間はお盆真っ只中ですが、皆さん墓参りしてますか?または、休めてますか?
お盆は日本特有の文化のように感じられますが、なんと中国や韓国にもある!…と言われても、おとなりの国ですから同じような習慣があっても驚かないでしょう。
しかし日本の反対側にあるブラジルに「お盆」があるとしたら、いかがでしょうか。

ブラジルの「お盆」は11月2日。この日はキリスト教で「死者の日」と呼ばれ、ブラジルなどでは「フィナードの日(Dia de Finado)」というそうです。
キリスト教徒が最も多いブラジルでは、フィナードの日に家族で墓参りをする習慣があります。

お墓参りをする日くらいどこの国にも大抵あるだろうと思いがちですが、一部地域では日本風のお盆が行われているそうです。

遡ること102年前、仕事を求めてたくさんの日本人がブラジルへ移住しました。そこで、祖国の習慣にちなんで、フィナードを「お盆」として、ブラジル人にならってお墓参りをするようになったのだとか。
現在では、フィナードの日に限らず、サンパウロの南西地区などでは各地で盆踊りが行われているそうです。
中には日本の盆踊りと同じようにやぐらを組んで、ちょうちんを出し、焼きそばなど屋台メシが出されることもあるのだとか。しかし、なぜか室内で行われることが多いようです。


主に日本人が多く住んでいる地域でやっているのですが、中には地元のブラジル人たちが参加することもあるようです。
見つけたこちらの動画では、DA・PUMPの「ラプソディー・イン・ブルー」にのって、みんなでパラパラ風の踊りをしています。

ちなみに上の写真はブラジルではなくハワイのマキキ浄土院で行われているお盆祭り。日本人の住むところに盆踊りあり。

(Photo By madmarv00

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