今回ご紹介させて頂くのは、衣・食・住の幅広い分野で活躍する、カラーコーディネーターの春野リナさんです。色彩を操るこの職業、依頼する側の費用対効果が高く、今後も更に注目されそうな予感。そしてこんなに美人なんだから取材させて頂くしかない! ということで、早速お話を伺いましょう!
−− カラーコーディネーターを一言で言うと?
お客様の目的に応じて、色彩を用いた提案を行う仕事。というのが一番的確ではないでしょうか。“視覚的な印象をコントロール”することで、イメージアップやブランディング、購買促進に繋げます。
−− カラーコーディネーターになろうと思ったきっかけは?
それが、コンプレックスからきているんです。簡単に言うと、私、ダサかったんですよね。(笑)高校生までは制服なので何も感じなかったんですが、大学生になると私服じゃないですか? オシャレな友達は、凄くオシャレだな〜って。私のファッションは決まった色しか使ってなくて、単純でつまらない事を自覚したんです。
それで、色彩の勉強を始めました。オシャレになりたい。っていう、女の子なら誰もが持っている気持ちから、今に至っています。
−− 今はそんな風にまったく見えないですもんね。自分でカラーコーディネートのセンスアップをするにはどうしたらいいですか?
一定の色しかチャレンジできない方にオススメなのが、私もよく行っている、動植物の配色分析ですね。これは絶対、新しい発見があると思います!
−− 動植物ですか?
はい。自然界のものには美しいと感じる法則があり、昆虫なら羽から足まで、植物なら花から根まで、トータルコーディネートされているんです。人間のファッションと違って、動植物は生まれ持ってカラフル。進化の過程で、より機能的に変化していますから、無駄なものは一切ありません。だとすると、生き抜くために色彩は必要なんだと気付かせてくれ、その配色がとても魅力的でエネルギッシュに感じます。
−− ファッションの提案だとどんなお客様がいらっしゃいますか?
単純に、自分の似合う色を知りたい。という方はもちろん多いですが、それ意外にも、就職試験に着ていくシャツの色やヘアメイクは好評です。やっぱり、見た目の印象はとても大切なので、大分結果が変わるんですよ。特にアパレル関係の企業では、かなり重要なようです。
−− それは凄く画期的ですね。他にも僕たちの想像つかないような仕事がありそうですが。
そうですねえ。企画書デザインの改良も依頼された事があります。
プレゼンするクライアントにこんな印象を与えたい。とか、こんな商品を提案したい。など、要望を伺って、それにあったイメージに色を変えていくんです。やってみて自分でもびっくりしたんですけど、色の変化だけで、見やすさや印象がかなりアップするんですよ。
−− 他にも沢山出来る事があると思いますが、今後はどんな事をしてみたいですか?
昔から日本酒や着物などの日本文化が好きなのですが、衰退してしまっているという事をよく聞きます。なので、色を使って何かお手伝いができないかと考えています。ウェブサイトやパッケージなどのカラーコーディネートで、大分変わるんじゃないかなって。後は・・・ 趣味でサンバを踊っているので、その衣装も作ってみたいです!
−− サンバですか?
はい。3年前に始めて、今ではアーティストのバックダンサーとして歌番組やステージに出演させて頂いたり、クラブやラウンジバーでパフォーマンスを披露しています。
−− どうしてサンバを?
元々、ダンスは私の生活に欠かせないもので、4歳から16歳までクラシックバレエを続けて、その後はチアリーダーを始めたり、歌舞伎町でショーダンサーになったり・・・ ブログではショーのご案内もしているので、是非一度遊びに来てください!
−− それでは最後に、読者の方に一言お願い致します!
色々お話させて頂きましたが、一番大事にして欲しいのは『自分の好きな色を選ぶ』という事だと思います。それを言ってしまうと「じゃあ何でもいいじゃん!」って言われてしまうかもしれませんが、自分が楽しくなれる色を身の回りに置く事が、ベストだと思っているんです。それをどんな配分でどんな色と合わせるか。そうやって論理的に考えると、『好きな色』が輝くんですよね。なので、まずは好きな色を楽しんでみてください!
春野リナ オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/harunorina/
(Written by 沢岡ヒロキ)
【Nicheee!編集部のイチオシ記事】
・「紙コップ」に情熱を燃やす協会
・“萌え”の魔の手 競艇界にも
・鯨波観光【狂】会だより
・ウェディングケーキはもう伸びないのか
・ツイッターでうつ病を克服した@mayamiki_botの真実
お客様の目的に応じて、色彩を用いた提案を行う仕事。というのが一番的確ではないでしょうか。“視覚的な印象をコントロール”することで、イメージアップやブランディング、購買促進に繋げます。
−− カラーコーディネーターになろうと思ったきっかけは?
それが、コンプレックスからきているんです。簡単に言うと、私、ダサかったんですよね。(笑)高校生までは制服なので何も感じなかったんですが、大学生になると私服じゃないですか? オシャレな友達は、凄くオシャレだな〜って。私のファッションは決まった色しか使ってなくて、単純でつまらない事を自覚したんです。
それで、色彩の勉強を始めました。オシャレになりたい。っていう、女の子なら誰もが持っている気持ちから、今に至っています。
−− 今はそんな風にまったく見えないですもんね。自分でカラーコーディネートのセンスアップをするにはどうしたらいいですか?
一定の色しかチャレンジできない方にオススメなのが、私もよく行っている、動植物の配色分析ですね。これは絶対、新しい発見があると思います!
−− 動植物ですか?
はい。自然界のものには美しいと感じる法則があり、昆虫なら羽から足まで、植物なら花から根まで、トータルコーディネートされているんです。人間のファッションと違って、動植物は生まれ持ってカラフル。進化の過程で、より機能的に変化していますから、無駄なものは一切ありません。だとすると、生き抜くために色彩は必要なんだと気付かせてくれ、その配色がとても魅力的でエネルギッシュに感じます。
−− ファッションの提案だとどんなお客様がいらっしゃいますか?
単純に、自分の似合う色を知りたい。という方はもちろん多いですが、それ意外にも、就職試験に着ていくシャツの色やヘアメイクは好評です。やっぱり、見た目の印象はとても大切なので、大分結果が変わるんですよ。特にアパレル関係の企業では、かなり重要なようです。
−− それは凄く画期的ですね。他にも僕たちの想像つかないような仕事がありそうですが。
そうですねえ。企画書デザインの改良も依頼された事があります。
プレゼンするクライアントにこんな印象を与えたい。とか、こんな商品を提案したい。など、要望を伺って、それにあったイメージに色を変えていくんです。やってみて自分でもびっくりしたんですけど、色の変化だけで、見やすさや印象がかなりアップするんですよ。
−− 他にも沢山出来る事があると思いますが、今後はどんな事をしてみたいですか?
昔から日本酒や着物などの日本文化が好きなのですが、衰退してしまっているという事をよく聞きます。なので、色を使って何かお手伝いができないかと考えています。ウェブサイトやパッケージなどのカラーコーディネートで、大分変わるんじゃないかなって。後は・・・ 趣味でサンバを踊っているので、その衣装も作ってみたいです!
−− サンバですか?
はい。3年前に始めて、今ではアーティストのバックダンサーとして歌番組やステージに出演させて頂いたり、クラブやラウンジバーでパフォーマンスを披露しています。
−− どうしてサンバを?
元々、ダンスは私の生活に欠かせないもので、4歳から16歳までクラシックバレエを続けて、その後はチアリーダーを始めたり、歌舞伎町でショーダンサーになったり・・・ ブログではショーのご案内もしているので、是非一度遊びに来てください!
−− それでは最後に、読者の方に一言お願い致します!
色々お話させて頂きましたが、一番大事にして欲しいのは『自分の好きな色を選ぶ』という事だと思います。それを言ってしまうと「じゃあ何でもいいじゃん!」って言われてしまうかもしれませんが、自分が楽しくなれる色を身の回りに置く事が、ベストだと思っているんです。それをどんな配分でどんな色と合わせるか。そうやって論理的に考えると、『好きな色』が輝くんですよね。なので、まずは好きな色を楽しんでみてください!
春野リナ オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/harunorina/
(Written by 沢岡ヒロキ)
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