「ストーカーをされているか」をチェックした場合、結果にはストーカー被害度がパーセンテージで表示され、結果に応じて「ストーカー規制法の保護に該当するか否か」の法的アドバイスを得ることができる。

また、「ストーカーをしているか」の可能性をチェックする場合もパーセンテージが表示され、相手に対して「損害賠償義務を負う可能性」を調べることができる。 

診断結果はツイッターやフェイスブックなどに投稿する事も可能。

今回筆者は「ストーカーをしているか」のチェックをおこなった。

どちらのチェックを行うか、ニックネーム、性別、年齢を入力し、チェック項目に入る。

しかし、このチェック項目は・・・。
 

一例を紹介すると、

『嫌がらせ目的で「バカ」「アホ」「クズ」などと相手が傷つく内容を大声で言ってしまったことがある』

『嫌がらせ目的で相手の裸の写真などを、相手の家や職場などに送りつけたことがある』

『ブログやツイッターに、相手のその日の服装や行動などに関する内容の書き込みをしてしまったことがある』

正直けっこう厳しい質問内容だぞコレは・・・。

常識ある人であれば、正直さすがにそこにはチェックしないのじゃ・・・、と感じてしまうような項目もいくつかあった。

でもこれはあくまでも、ストーカーをしていては困るという事をチェックするもの。自分のリスクを知るためのものだからなあ。

それでも最初の質問項目には「う〜ん、まあ感情的に大声で言うこともあるかも」と、自分に厳しく考えてみて、その他の項目でも少しでも心当たりがあればチェックするようにしてみた。

 

よし、最後に頻度をチェックしていざ診断！

結果は・・・『ニッチー さんのストーカーしているか度　危険（60％）』

はっ？！なんだって！！！

そんなバカな事はねえだろ！（ハッ！）

あ、今ついバカって言っちゃったね・・・。
 

一応断っておきますが、筆者は一度もストーカーなんかしたことありませんから！

でも、このチェッカーを試して「え、ストーカー規制法ってこんな厳しいものなの？」というのが筆者の正直な感想だった。
 

ちなみに『危険（60％）』だと、適用される可能性があり、つきまとい行為を受けたとされる側が警察に申出すれば、警察本部長等により「これ以上つきまとい行為をしないように」という旨の警告を受けることが考えられるらしい。
 

結果には「ストーカー規制法の適用」「損害賠償義務を負う可能性」「ストーカー規制法以外の刑事責任の可能性」「改善方法」が表示され、自分の状況を知る事ができる。
 

シャレにならん・・・。

幸いにも未だに筆者は警告された事はない。

しかし可能性はあるなんて。

「弁護士ドットコム」には、現在65,000件を超える法律相談が寄せられており、ストーカー被害に関する相談が後を絶たないそう。
 

警視庁のデータによると、「ストーカー相談件数」は過去5年間でおよそ5,000件にも及び、「ストーカー規制法を適用した検挙数」は2倍以上にも増加している。(※平成17〜21年　警視庁ストーカー対策室調べ)。

これを受けて「弁護士ドットコム」では、ストーカー被害拡大防止のため『適切な法的アドバイス』を広めることを目的として、弁護士監修によるこの『ストーカーチェッカー』の無料提供が2010年10月21日(木)に開始された。

このほか、「弁護士ドットコム」では職場におけるパワハラ度合いを判定する「パワハラチェッカー」や、恋人間における精神的・肉体的暴力の度合いを判定する「デートDVチェッカー」も無料提供されている。

まったく残念な結果に終わったが、この結果を知る事で自分がどんなリスクを負っているかを知る事はできた。

しかし、それにしても厳しい結果だ・・・。色々と思い出して一人反省会が始まった。

もう、これからは本当にキモに銘じて行動を慎みます、ハイ。

笑っているそこのアナタも、やってみると分かります。

けっこう日本の法律厳しいよ！
 

ストーカーチェッカー

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