4週間目の診察の日。
 

その前の2週間目の診察のとき、医者とは「あと2週間で1日3本程度になったらいいね」という話をしていたが、その目標はほぼ達成していた。
おそるべし！チャンピックス。
 

「起き抜けの1本が要らなくなったが、仕事から帰ってホッと一息の1本とお酒1杯目とセットの1本がやめられない・・・そんな感じで2〜3本」と正直に申告。
でも自分としては、決してやめられないと思っていた“起き抜けの1本”がなくなっただけでも大きな進歩だったのだと。
なんだかやめられる気がしてきたのだと。
 

まぁ、それが大事なんでしょうね。「やめられそうな気がする」

医者も「この人、真剣にやめる気ないし」の考えを改めて、「よく頑張ってますね」と、ほめてくれたり。
 

しかし、眠い。眠いんです、先生！周りの禁煙挑戦者にも「眠い眠い」言ってる女性がいます。
そんな副作用書いていませんでしたが・・・。
 

医者いわく、これまでタバコに頼ってシャキッとしてたのが無くなるのだから、眠たくなる人もいるとのこと。
悪い薬で覚醒させてたのに似ているらしい。夜はときどき不眠も襲ってくるので、結構つらい日もある。
 

そして、甘いものきちゃいました。
酒飲みの私は甘いものが大嫌いで、スイーツは、年に１〜２回、出されたときしか食べない。アイスクリームやプリンも風邪ひいたときくらい。

なのに、甘いものが欲しくなる。特に“グミ”が口寂しさも軽減するのか、癖になる。
 

「味覚が変わるということですか？」これも医者に聞いてみた。

医者が言うには「変わるというより、元に戻るんですね」・・・あー、確かに子どもの頃は甘いもの好きだったかも、と納得。
 

しかし、納得だけでなく、これはますます太る危険に注意しなければ・・・。

今後待ち受ける失敗パターンを医者に予想してもらった。

１． お酒の席などの誘惑で、ついついまた吸って、反省して再度禁煙

２． どうでも良くなって禁煙がバカらしくなって病院にも来なくなる
 

「じゃあ、せめて１で」と答え、まだ失敗は許されるのだという逃げ場は一応確保した。
 

次の診察は1ヶ月後。

禁煙34日目。
 

これまで治療にかかったお金

通院３回　3960円、お薬　8830円（8週間分）　　　計12790円（タバコ代1ヶ月分）

本数　1日20本強から0本

副作用　眠気、不眠
 

つづく

(レポート　編集部　Ｙ)