20101129_01

キンモクセイの香りも薄まり、いよいよ晩秋〜年末へ。
年末の風物詩といえば「NHK紅白歌合戦」。毎年、視聴率のことで騒がれてはいるものの、やはり“国民的一大イベント”であることには変わらないでしょう。
そこで、ふと気になっているのがNHKホール内に設けられている【審査員席】の存在。
昨年はカツマーこと勝間和代さん、一昨年は北京五輪で413球投げきり、金メダルをもたらしたソフトボール・上野由岐子さんなど、【審査員席】とは、その年に輝いた“スター”“今年の顔”が堪能できる、眩しいシートなのだ。
流行り廃りのサイクルがとかく早い現代日本。果たして誰が“今年の顔”なのか?「新語・流行語大賞」や「今年の漢字」ばりに2010年がおさらいできる【あの椅子】に座るのは?
 
≪今年の紅白歌合戦、審査員席に座りそうな著名人は?(n=550)≫ (エフプレス調べ)
順位名前得票数
1位渡部陽一(戦場カメラマン)50票
2位松下奈緒(女優)45票
3位白鵬(横綱)43票
4位福山雅治(俳優)42票
5位マツコ・デラックス(タレント)35票
6位石川遼(プロゴルファー)29票
7位岡田武史(サッカー日本代表前監督)28票
8位向井理(俳優)27票
9位谷亮子(参議院議員)22票
10位本田圭佑(プロサッカー選手)17票
10位イチロー(プロ野球選手)17票

並み居る著名人を押しのけ、1位の座を獲得したのは“戦場カメラマン”としてテレビに引っ張りだこだった渡部陽一さん。
「今年、一番ブレイクした方。毎日、見ない日はない」「独特の語り口調のユーモラスさは、癒し系」「戦場カメラマンという真面目な仕事がNHKに出演するにふさわしく感じる」
≪キャラ◎≫≪人気◎≫≪NHK受け(たぶん)◎≫と、三拍子揃っている点で、いま最も審査員席に近い?存在であることには間違いないであろう。
 
続いて、目立ったのが連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」から松下奈緒さん・向井理さん。大河ドラマ「龍馬伝」から福山雅治さん。
いずれも、今年を代表する人気作品であったことからのランクイン。「ゲゲゲ〜」に関しては、原作のモデルである水木しげる夫妻も多くの票を集めていた。
 
朝青龍引退・野球賭博問題・テレビ放送自粛など、大いに揺れた角界の中、孤軍奮闘していた横綱・白鵬が第3位。(会員からの声:「今年の相撲界は彼一人で引っ張った」「大横綱だから」など)
 
さらには、圧倒的な存在感で、ほぼ連日テレビで大暴れしているマツコ・デラックスさん、スポーツ界からは石川遼選手、岡田武史前監督・本田圭佑選手と下馬評を覆し、W杯ベスト16入りを果たしたサムライブルー、10年連続200本安打の偉業を達成したイチロー選手らの名前が挙がった。
 
右も左も不景気で、とかく慌しかった2010年。
年末の風物詩に思いを馳せつつ、残り数十日、もうひと踏ん張りと行きたいところです。
地デジ化は、もうお済みですか?
 
(Photo by A. Blight)


【Nicheee!編集部のイチオシ記事】
日本一低い山「天保山(4.5m)」には、山岳救助隊がいる
マシュマロ専門店の「マシュマリスト」
「サイタマ」ブランドの美少女たち
【発掘美女図鑑】木版画職人 原田裕子
静岡県ではみんな知ってる!? アートな運動「ロダン体操」