20101109_01
全国各地で“ご当地バーガー”が流行っている気がする。
長崎の「佐世保バーガー」を皮切りに、このニッチーでも以前、大阪の「鶴橋バーガー」「大阪バーガー」、神戸の「スイーツバーガー」などを紹介した。
しかも最近、素材にこだわったり、ビックリするようなネーミングだったりと、ご当地バーガーはどんどん進化しているようにも感じる。
 
そして今回、ご紹介するご当地バーガーも、その価格にまず誰もが驚くはず。三重・鳥羽市の鳥羽国際ホテルが販売する「M.O.L.F. Premium-Burger」で、価格はなんと1万円という。
20101109_02
三重・鳥羽市といえば、あらゆる世代に人気の観光地・伊勢志摩にあって、魚介類などの食材が豊富に獲れるエリア。名古屋や大阪などから日帰りや1泊で訪れる人も多い。
 
その鳥羽市では、2009年から市が認定機関となり、ご当地バーガーや創作バーガーを「とばーがー」として全国にアピール中。
この「とばーがー」に認定される条件として、1.パテ(具材)部分に地元食材を1品以上使用、2.注文を受けてから作る、3.鳥羽市内で販売、の3つの基準を定めている。
そして、すべての条件をクリアしたバーガー14種類がこれまで誕生した。

今回、鳥羽国際ホテルでは、新たに2種類の「とばーがー」を販売開始。その1つが価格1万円という「M.O.L.F. Premium-Burger」だ。
 
まず“M”は松阪牛、“O”はOreille d' mer というフランス語で鮑(あわび)、“L”はLangousteというフランス語で伊勢海老、“F”はフォワグラで、それぞれの頭文字を取ってバーガー名を決定。
これらの高級食材が、ホテルのシェフの手によって、このバーガーにとてもぜいたくに使われている。

しかも、バンズは玉城産黒米(古代米)の粉を使うこだわりようだ。ソースもアンチョビバター、鮑の肝ソース、自家製トマトソースなど、他の一般的なご当地バーガーとは一線を画すかのような高級感が漂う。

20101109_03
同ホテルでは、10月18日から販売を開始したところ、1日数件の予約が常に入るほどの好評ぶりという。
価格1万円とはいえ、2〜3人で味わえるほどのボリュームがあるので、これらの高級食材をふんだんに使っていることを考えると、それほど高く感じないかもしれない。
 
また同時に「鳥羽の幸 潮騒バーガー」も1,500円で販売を始めた。
こちらは鳥羽市答志島の白砂海老やちりめんじゃこなど、地元で評判という逸品を使ったバーガーで、まだ手軽に味わいやすいはず。
 
なお「M.O.L.F. Premium-Burger」のほうは、前日までの予約が必要。伊勢志摩を訪れた記念にぜひこのとっておきのとばーがー、超高級バーガーを味わってみてはいかがだろうか。
20101109_04
※価格はすべて税込、取材時の価格
画像提供:鳥羽国際ホテル
(Written by 飾磨亜紀 Aki Shikama)


【Nicheee!編集部のイチオシ記事】
海中から現れる巨乳
アメリカも認めた!東大阪の「ホワイトハウス」
「好きな女性芸能人は?」と聞かれたら「綾瀬はるか」と答えよう!
【発掘美女図鑑】ゆるキャラマネージャーJK ドキンちゃん
ビスケットを○○に?岩手のご当地グルメ