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去る12月18日(土)、都内で、ちょっと変わった趣向のファッションショーが行なわれた。
 
このファッションショーのテーマは、何を隠そうお医者さんらが着用する「白衣」。このたび、代官山で「白衣のファッションショー」なるイベントが開催されたのである。
 
今回、このイベントを主催したのは、東京・品川に店舗をかまえる国内唯一の白衣セレクトショップ「PROFESSOR’S ROUND」
この白衣のお店が開店した際、各地から多くのお客が訪れたという。そして、来店したお客が白衣について色々と語ることを聞き、これは白衣について検討しなくてはいけないのでは?というところから、今回、杉野服飾大学とのコラボレーションによって機能性とファッション性のある白衣を追及するこのイベントが実現した。
 
この日、様々なデザインの白衣に身を包んだモデルたちがランウェイを歩き、おしゃれで斬新な「白衣」スタイルが多数披露された。
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ショーは主に2つの構成となっており、白衣を扱うメーカーによるファッション性の高い白衣の数々、そして杉野服飾大学の学生たちによる白衣のコレクションである。
スタイリッシュでスマートなデザインあり、従来の概念を飛び出したカラフルな色づかいのデザインありのその白衣ファッションの数々は、おおいに観客たちの目をひきつけた。
 
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今回、モデルをつとめたのは、すべて杉野服飾大学の学生たち。ショーの中盤では、ストレッチ素材の白衣を着用した競技ダンス部の学生によるダンスパフォーマンスも披露された。

白衣には医療などの仕事に携わる人が着るものという一面があり、ファッション面においても、着用する人の仕事を配慮した制約が存在する。しかし、制約がある中でもデザインは多様化し、さらにはファッション性を追求することができる。そして、デザインの中におしゃれへの意欲や遊び心を盛り込むこともけっして不可能ではないのだ。
今回、固定概念にとらわれず学生たちが作り出した白衣の数々が見事にそれを証明してくれた。

次世代白衣ファッションの可能性を教えてくれた白衣ファッションショー。今後もまた開催を予定しているというこちらのイベント。さらにおしゃれで個性に富んだ白衣ファッションの登場が今後期待できそうだ。
 
PROFESSOR’S ROUND


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