20110322_11


歴史上、未曽有の危機となった「東北関東大地震」。10日以上経過した現在、地震と津波の犠牲者に加えて、避難先でもたくさんの死者が出ている。その大きな原因は「薬不足」「食料不足」「燃料不足」「医師不足」。現地で診療している医師たちからは「薬さえあればなんとかなるのに」という言葉が多く寄せられている。

厚生労働省からも東北地方での薬不足対策のため、全国の医院に薬品の協力要請をしているという。しかし、薬品を送ろうにも陸路や燃料補給の問題がある。また救援物資が十分行き届いている所と全く届いていない格差も激しい。
そんな折、この3連休を利用してロンドンブーツ1号2号の淳が自ら茨城まで救援物資を運び提供し、それを「ツイキャス」で中継したことから大きな話題となった。

ロンブー淳は16日に東京・代々木公園で物資受け付けに自ら立ち会い、東京・大阪合わせて懐中電灯464個、カイロ3万8千個、乾電池1万2千個を集め、「今から届けに行きます!」とTwtter上につぶやき「物資届け隊」として物資を届ける様子を動画で配信、リポートした。

http://twitcasting.tv/atsushilonboo/movie/1236310  

また全国で20院ある湘南美容外科クリニックの相川佳之総括院長は、約6トンもの救援物資と医療物資をトラックに詰め込み石巻市の3つの病院と避難所に自ら搬送した。この2例をみるかぎり、今被災地に物資を届けるには自ら運送するのが最も早い方法ではないだろうか。
相川氏が石巻市に物資を届けた際、現地から聞こえてきたのは、自分より他人を思う「日本人の心」の声だった。津波で家族が全員犠牲になった男性からこう言われたという。

「 この避難所は比較的物資があるので、小淵浜の方の様子を見に行って欲しい」

相川氏は、この言葉を聞き、世界から称賛されるように「 日本人の心」を誇りに思い、自分も奮い立ったといいます。

湘南美容外科クリニック相川総括院長のブログ「情熱ココにあり!」
http://ameblo.jp/biyoudoctor/

広がる救援と思いやりの和が、より多くの被災地に届く日はそう遠くなさそうだ。

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