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まだ余震も続き、行方不明の方々も多くいる、未曾有の規模となった東日本大震災。
被災した方々はそれぞれの思いを胸に、日々の生活と戦っている。

避難所生活を余儀なくされている方の数も半端なく多い。そんな避難所生活の様子を、リアルに伝えているツイッターアカウントがある。
 
彼は宮城県の女川町在住。住宅の8割が津波で流されたというこの町で、彼自身も自宅が流されてしまい、現在女川町総合体育館で避難所生活を送っている。
不自由な環境を受け入れつつ、何とかその生活を改善していこうと、至極真っ当なリアルツイート。避難所での配給の様子から、運営体制の問題、避難所生活を送る者としてのリアルな不満、我慢、そして欲求・・・時に毒づきながらも飄々とマイペースを保っている雰囲気が実に現実的なのだ。

そんな彼に取材を申し込んだところ、「少しでも情報が役に立つのであればどうぞ」ということで快諾いただいた。 

ちなみに、黒井氏のいる女川町総合体育館は現在・・・
 
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これが4月2日時点。でも今日現在も未だに食事は1日2回だという。
一時期は毎朝菓子パンの配給が続き、さすがに多くの人が後半になってくるとその甘さにやられていたという。
 
今後、黒井氏のツイートと電話インタビューを交えながら、女川の現地情報と避難所生活の様子をレポートしていきたいと思う。
ちなみに今回は地震後、携帯が繋がるようになってからの黒井氏のツイートを一部紹介したいと思う。
 
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携帯復活直後のツイート。笑えないよ、黒井さん・・・

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この時点ではお風呂はまだなかったのです。
今は自衛隊のお風呂があるとのこと。風呂に入れるより先に携帯が復旧するという現代社会・・・

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5日時点でも避難所生活だとこの環境です。

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実は黒井氏は、避難所を取り仕切るスタッフの運営方法やそれに対する個人的見解についても度々ツイートしている。
これが本当にリアル!時にはそのツイートで非難を受けたり誤解されている部分あるが、彼は至ってマイペース。
本当に現場で起きていることをそのまま伝え、感じたままの言葉で表している。
一部分だけを切り取って紹介しても、それこそ誤解が生じてしまうので興味のある方は是非、黒井氏のツイートを見て欲しい。

 
そしてこちらも現実に起きていること・・・
 
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避難所生活でもスパムメールはしっかり届いてしまうという現実。
それをこんな風にツイートしちゃう黒井氏がちょっと素敵だ。
 
先にも説明した通り、ここでは紹介しきれない多くの「現実」が黒井氏のツイートには溢れている。
今後も紹介していくが、ブラックな部分を入れつつも、前向きにリアルに語る彼のツイートは必見である。


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