日本人の5人に1人が"睡眠"で悩みを持っているといわれる。睡眠が十分でない状態"不眠"はいまや現代病の1つとして、さまざまな不眠解消グッズやノウハウ本などが巷にあふれている。
そんな中、先日2月3日、睡眠の専門家らが集まって「睡眠改善委員会」が発足。そして、語呂合わせで2月3日、そして毎月23日が「不眠の日」として制定された。
特に、同委員会では、睡眠に不満を感じる人、睡眠そのものを軽視する人を「かくれ不眠」としてクローズアップ。2010年12月にエスエス製薬が行った調査では、全国の20代〜40代までの男女約8割がかくれ睡眠というデータもある。
ちなみに、かくれ不眠とは、同委員会が命名した呼称で、単なる寝不足と異なって「専門治療が必要ではない」「軽度かつ短期的な不眠症状がある」「睡眠の悩みを抱えている」「良い睡眠への積極的な対処を行っていない」に当てはまる状態をさす。
睡眠は、身体の健康を維持するために、食事や運動とともに生きる上で大事な要素の1つ。だがここ数年、インターネットや携帯電話などの普及、職場の人間関係が複雑になったことなど、夜ぐっすり眠れない、睡眠が浅いなどの不眠に悩む人々が増加しているのが現状だ。
同委員会では、睡眠に関する正しい知識、睡眠改善のために役立つ情報を定期的に発信。そして、同委員会監修の「かくれ不眠」チェックシートを用いて、かくれ不眠かどうかを簡単にチェックできる特設サイトもオープンする。
今、自分の睡眠に悩んでいる人はもちろん、本当に不眠かどうかの自覚がいまいちなくても、一度ぜひかくれ不眠かどうかチェックしてみることをおすすめする。
睡眠改善委員会
(Written by Aki Shikama)
【Nicheee!編集部のイチオシ記事】
・中国:びっくり仰天!「ワニ」のテーマパーク あり得ない体験の数々
・“斜め45度からF1を見る”「エフワンの巣窟」の楽しみ方
・仙台の隠れた聖地 ジオンバーに行ってみた
・逆に女性が透明人間になれたらしたいこと
・陽気な葬式「ジャランポン祭り」