京都の中心部に昨年11月、話題のカフェがオープンした。その名は「ROTTIBUN CAFE」(ロティブン・カフェ)。実はこのお店、ただのカフェではない。マレーシアが発祥、韓国で大人気という菓子パン“ロティ”が日本で唯一食べられるお店なのだ。
 
ロティ(BUN)はここ数年、東南アジアを中心に広まっていき、特に韓国では500店舗を超えるほどの人気を博している。いくつかのチェーン店が韓国国内で展開している中で今回、韓国・釜山に本社のある「ROTTIBUN」が京都・三条河原町に日本1号店を出店した。

見た目はメロンパンのよう。表の生地はサクサク、中身はしっとりとやわらかくてフワフワしている。だが、コーヒークリームが表面にコーティングされているのが絶妙で、香りも食感も、さらに味覚もまったく今まで体験したことのない味わいが感じられるはず。
しかも、冷めても美味しく、賞味期限が3〜4日あるのもうれしい。もちろん、防腐剤や保存料などは一切使っていない。

同店によると、国産の小麦粉や砂糖、バターなどを使用して製造しているため、ライ麦が主流の韓国で同じ味を再現するのに相当苦労したという。その苦労の甲斐あってか、若者や主婦層を中心に早くも“リピーター”が数多く訪れている。
そして、2011年2月に大阪市の大丸梅田店に初めて出店したところ、瞬く間に完売するほど好評を博し、その後、毎月続けて出店しては売れ続けている。

看板商品の「ロティBUN」は1個230円(税込)。ほか、コーヒーの代わりにバニラ香をトッピングした「バニラBUN」、ライ麦にクルミを添加した「クルミBUN」がある。イートイン、テイクアウトともに可能。
カフェでは、イタリアで50%以上のシェアを誇る、日本では珍しい「LAVAZZA」の珈琲豆でエスプレッソやカフェラテなどが味わえるのもおすすめだ。

ROTTIBUN CAFE 三条河原町店

(Written by Aki Shikama)


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