先月、世界のファイナルファンタジーファンが待ち望む1枚のアルバムが発売された。
「A New Story」、シンガーソングライター・カノンの6作目のアルバムだ。しかし、カノンというシンガーソングライターはあまり知られていない。そんなカノンの新作アルバムが、なぜ世界で待ち望まれているのか?
それは、このアルバム制作陣に秘密がある。


まず、そのアルバムジャケットはヤッターマンやファイナルファンタジーシリーズを全作手がけたイラストレーターの天野喜孝氏。
そのフィールドはアメリカ、ヨーロッパなどまさに世界であり、各地で個展が行われている。1枚の原画は数百万円という文字通り巨匠だ。

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初回仕様限定盤



そして、アルバムを監修したのはあの植松伸夫氏。言わずと知れたファイナルファンタジーの音楽の生みの親だ。
植松伸夫氏はファイナルファンタジーシリーズ全作の他、映画、有名アーティストへの楽曲提供など手がけ世界中にファンがいる。各地でオーケストラコンサートをすると即完売し、コンサート会場はスタンディングオベーションがやまないという。


さらに、アルバムの最後を締めくくる曲「翔べるもの」の作詞はファイナルファンタジーの世界を創り上げた坂口氏が担当しているのだ。
この「翔べるもの」は、今年、任天堂「Wii」でヒットを飛ばした「THE LAST STORY」のエンディイングテーマであり、坂口氏渾身の一作。最後までクリアした人しかこの「翔べるもの」歌バージョンを聞くことはできない。


つまり、この「A New Story」はファイナルファンタジーの御三家が参加した初めてのアルバムなのである。
ゲーム関係者ならずとも音楽関係者や映画関係者の人にも注目度が高い。


そんな大物たちが白羽の矢を立てたのが、ソニーからデビューして5年のカノンというアーティストだった。
カノンは、ニューヨーク、オーストラリアで幼少期から大学まで過ごした後、日本に帰国。
天性の透みきった声と大きな世界観を謳う独特のソングライティング能力がソニーの目に止まり、2005年にデビューした。クラシカル・クロスオーバーという当時の日本では全く馴染みのなかった分野の先駆者として多くの「クラシック」曲を、ポップスと融合させてアレンジしてきた。


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その歌声は「ヒーリングを超えた聖なる歌声」と評され、NHKのスポーツ番組や朝の
テレビ小説などや、アニメやCMのテーマソングとして多くの場面で耳にしてきた。国外からも評価が高く、イギリスの「クラシカルクロスオーバー」サイトでもカノンは大きく紹介されている。日本人ではカノン1人だけだ。

どうだろうか、世界中で待ち望まれた理由がお分かりいただけただろうか?
5月23日、「A New Story」は、世界12カ国でiTunesとAmazonを通して世界配信され、カノンは世界デビューを果たすことになる。これからますます目が離せないアーティストになりそうだ。

カノンワンマンライブ:5月14日(土)@原宿クエストホール「カノンコンサート“A New Story”」
http://www.cnplayguide.com/stc/CNI19861.html
カノン「ブログ」:http://ameblo.jp/kanondiary/
カノンSONY MUSIC SITE: http://www.sonymusic.co.jp/Kanon


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