ソウルの街では“屋台”がとても多く目についた。東大門や南大門、明洞や鐘路などに屋台が軒を連ねていた。どのエリアも立ち食い系からスイーツ系まである。ほぼどれも1つ1000ウォン(約75円)から。

その中で、鍋の中に串が刺さった練り物が目についた。「これ、なに?」とつたない韓国語で聞いてみると「オデン!」と言われた。
おでん・・・日本のおでんを思わずイメージしたが、ダイコンやこんにゃくなどは見当たらず、長い串に刺さっている練り物しかない。

とりあえずその串を食べてみた。串は本当に長い。日本ですじ肉が刺さっている串とはぜんぜん違う。
そしてひと口食べてみると、薄いさつま揚げのような感触がして、その直後、強烈な辛さが口の中に広がった。見た目はソフトだけど辛さはなかなか強烈だった。

韓国では、この練り物を総じて「オデン」と呼ぶとのこと。見た目以上の辛さ、苦手ない人は要注意。

ほかにも、ソウルの屋台はバラエティに富んでいた。

たとえば「プンオパン」。直訳すると“フナ焼き”となる。
どう見てもタイ焼きにしか見えないのだが、これも買って食べてみると、日本のタイ焼きよりは1個当たりの大きさがやや小さめだが、皮がサクッとしていて、中に入っているあんも甘みがあってもかなりあっさりめ。2個で1000ウォンだったが、すぐに2個とも平らげてしまった。

また、甘い屋台おやつの定番という「ホットック」も食べた。これもぜひ熱いまま食べたほうが絶対においしい。あつあつの生地に黒砂糖とピーナッツが入った中身はトロリ。観光客の多い仁寺洞の入り口にある人気屋台はおすすめ。
ちなみに、プンオパンとホットックは、秋から春にかけて屋台に出る商品のようだ。

ほかにも、海苔巻きの「キムパプ」、韓国の女子高生に人気の辛い「トッポッギ」、蒸しと焼きがある餃子の「マンドゥ」などの屋台メニューが定番。さらに、フルーツやジュースなどの屋台もある。屋台めぐりだけで1日、2日は満喫できるかもしれないほど楽しい。


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