■斎尾廃寺跡
斎尾廃寺跡(さいのおはいじあと)は、奈良時代前期の白鳳時代の寺院跡。今では広大な草原が広がっているのみですが、法隆寺式伽藍配置をとっていたという、山陰唯一の国指定特別史跡です。
東西160m、南北250mの土地には当時、塔や金堂、講堂、中門、回廊、土塀があったとされる跡があります。
現在、基壇や礎石が当時の面影をわずかに伝えるのみ。やはり残念でなりません。

■船上山
船上山は『太平記』の舞台として有名。後醍醐天皇を奉じた名和長年が北条氏の軍を破った古戦場であり、天皇が隠岐を脱出して京都に帰還するまで80日あまりを行宮として過ごしたゆかりの地です。標高615m。
頂上が広い平坦な溶岩台地ですが、いたるところに垂直に近い断崖も。現在、登山やハイキングで人気があり、日本の紅葉百選にも選ばれています。近くに「天皇水」なる水も。

今回、訪れた時はあいにくの雨でしたが、大山の麓だけあって緑豊かで霧がかったやや幻想的な雰囲気もありました。

■河本家住宅
国の重要文化財に指定されている1688(貞享5)年建築の代々庄屋だった民家。今ではとても珍しい台所の防火天井や膨大な古文書などで近世の歴史を研究する人々らの注目を集めています。
現在、17代目の当主が実際に住んでいて、春と秋のみ一般公開されます。
 
特別に見せていただきましたが、とても趣ある住宅でした。台所の防火天井は必見です。


鳥取県 琴浦町

琴浦町観光協会

(Written by Aki Shikama)


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