いまやご当地キャラクターにとどまらない活躍ぶりを見せている大阪・太子町の「たいしくん」。先日、大阪の和菓子を全国にPRする「おおさか和菓子親善大使」に任命され、その活躍ぶりを編集部でリポートした。


そして、そのたいしくんは6月14日、大阪市中央区の御堂筋沿いにある難波神社で行われた「献菓式」に参列した。
 

この献菓式は、毎年6月16日の「和菓子の日」に合わせて実施されている。さかのぼって平安時代に疫病が流行した時の仁明天皇が、神前に菓子16個を供えて祈願したところ、たちまち疫病がおさまったことに由来する。さらに、江戸時代には銭十六文で16個の菓子を買って無言で食べる風習もあったという。

たいしくんは、神社ということでまず“手水”。そして、落語家・露の団姫さんはじめ、大阪生菓子青年クラブのメンバーら約25人とともに、神前でお祓いを受けた。


式が終わると、参列した全員で記念撮影。20分足らずの式だったが、やや蒸し暑い日中、がんばったたいしくん。この後、みんなが手にした団扇で「大丈夫?」「お疲れさま!」と心配されつつも、元気いっぱい。

そしげ、たいしくんの仕事はまだまだ続いた。和菓子の日にちなんで大阪の和菓子店が10年ほど前に創作した「笑わず餅」の無料配布だ。

“笑わずに食べて、厄を払う”―この和菓子は「16種類の自然素材を使った夏らしい和菓子」との定義のみで、その他は各和菓子店で工夫して発売しているのが特徴。この日、配布用に500個が用意された。

神社の門前は、大阪のメインストリート・御堂筋。必死にがんばるたいしくんに“助っ人”が登場した。露の団姫さんの相方を務めるキャラクター「ぽ〜ろ」。昨年にデビューして、着ぐるみは今年5月5日にお披露目されたばかり。日本酒好きとあって、頭に杯を載せている。



露の団姫さんとぽ〜ろとともに、通りかかるOLや会社員らに和菓子を配っていくたいしくん。「太子町から来た和菓子大使のたいしくんです!」と、しっかりPRすると、「かわいい!」「どこのキャラ?」と若い女性たちに質問攻めにあい、一緒に写真を撮る光景なども見られた。


なお、6月16日から新たなウェブサイトもオープンした。ぜひたいしくんの活躍ぶりをチェックして欲しい。

大阪府生菓子青年クラブ50周年 おおさか和菓子親善大使 たいしくんがゆく!

はなしの屑篭(落語家・露の団姫さんのブログ)

(Written by Aki Shikama)


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