「夏風邪はしつこい」―エアコンの効いた部屋でずっと仕事をしていると、外との温度差で、夏なのに風邪を引いてしまうことがある。また、寝苦しい夜長にエアコンをつけっぱなしで寝てしまい、朝になったら体が冷え切って風邪を引いてしまったという人も少なからずいるだろう。

夏風邪は、のどや鼻の症状などさまざま。特にのどを潤す「のど飴」は年中、コンビニエンスストアや駅のキオスク、ドラッグストアやスーパーマーケットなどにズラリと並んでいる。そのラインナップは年々どんどん増えている気がするほど豊富だ。

さて今回、そののど飴の中で「くいだおれの街・大阪」らしい、ちょっと粋な商品をご紹介する。その商品とは、大阪にゆかりのある伝統野菜を使ったのど飴「なにわ野菜のど飴『ほんまもん』」だ。明治5年(1872年)創業、飴一筋の老舗「豊下製菓」が製造・販売する。

袋には、田辺大根・毛馬胡瓜(きゅうり)・河内蓮根(れんこん)・金時人参(にんじん)・玉造黒門越瓜(しろうり)・天王寺蕪(かぶら)の6種類が1粒ずつ入っている。いずれも大阪で約100年前から栽培されてきた野菜であり、府認定の「なにわの伝統野菜」に指定されている。

野菜から料理しようとすると敷居が高いかもしれないが、のど飴なら誰もが手軽に味わえる。しかも飴ながらしっかりと野菜の味がする。1個120円という価格と食べきりサイズも手頃で、大阪の観光土産としても好評という。

もともと2003年に発売した「なにわの伝統飴野菜」(840円)が最初。野菜の味はもちろん、形もほぼ再現されているとあって、多くのメディアで“大阪名物”として取り上げられるほど話題となった。

その後、花粉症対策に「じゃばら」「紅ふうき」「れんこん」などののど飴も発売したところ、特に春先によく売れているという。そして今、夏の季節でおすすめなのは「毛馬胡瓜」ののど飴。きゅうりのサッパリ感がのど飴になってもしっかり味わえる。

なお、いずれの飴も下記の公式サイトから通販可能。また、本社の販売コーナー、大阪・四天王寺、阿倍野に最近オープンした話題の施設・キューズモール内「あべのアメ村」などでも購入できる。

飴の豊下

(Written by Aki Shikama)


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