街中を走る路面電車が好きだ。道路を渡ってそのまますぐ乗ることができるし、窓から見える景色も車や人が近くて楽しい。各駅に停まっていくのが遅いよりも、時間の流れがゆっくり感じられるほうが今の時代では貴重な気もする。

では、イタリア・ミラノはというと、移動手段のメインは地下鉄。この Metropolitana di Milano は1964年に開通して現在、M1・M2 ・M3と3路線ある。有名なドゥオーモや中央駅などは地下鉄でのアクセスが便利だ。さらにM4・M5 ・M6が計画中とのことだが、ここはイタリア、いつ実現するのかは相当気長に構える必要があるだろう。

一方、ミラノでは路面電車がまだまだ現役で頑張っている。市内に約20本の路線があり、低層の最新車両も導入されていて、市民の足として親しまれている。時折、路上駐車の車が邪魔で立ち往生したり、日本では考えられないスピードで飛ばしたり、イタリアらしい路面電車の乗り心地も体感できるはず。

さて先日、ミラノの地下鉄M2線、Garibaldi FS(ガリバルディFS)駅の構内で昔の路面電車が停まっているのを見かけた。ちょっと気になったので、帰りに思い切って駅で降りてホームを歩いて見に行くと「BVLGALI」「Timberland」などでラッピングされたおしゃれな4つの車両が並んでいた。
 
さらに、そのホームは日本でもクリームでおなじみ「NIVEA」でデザインされたスペースに、反対側ホームは「BVLGALI」デザインになっていた。


どうしても殺風景になりがちな地下鉄の駅が見事、路面電車を上手に使ったステキなアート空間に変身。さすがその辺りは芸術の国・イタリアらしさがおおいに感じられた。

 (Written by Aki Shikama)


【Nicheee!編集部のイチオシ】
ラジオを使って公開ナンパ?長渕剛のオールナイトニッポン
今なら絶対潰される、破天荒すぎたタモリのオールナイトニッポン
お笑い怪獣明石家さんま伝説
ナインティナインのオールナイトニッ本
日本の音楽業界最後の良心 スーパーDJ松宮一彦のSURF&SNOW
全国制覇途中、マイクの前のダウンタウン