日本は海に囲まれた島国なので、徒歩で外国に“入国”することはまずありません。しかし世界では、陸続きの外国がいくらでもあるので、時には歩いて入国するケースもあるでしょう。
今回、中国からマカオに徒歩で入った体験を紹介します。
今回、中国からマカオに徒歩で入った体験を紹介します。
マカオの正式名称は、マカオ特別行政区。1999年12月20日、それまで統治していたポルトガルから中国に返還されました。しかしその後も香港と同様に「一国二制度」「高度自治、澳人治澳(=マカオ人による高度な自治権)」の制度を50年間は継続することが保証されています。
中国に返還されたとはいえ、マカオへの中国人の入国は今でも非常に制限されています。中国人に聞くところ、マカオに行くには莫大なデポジット(保証金)を支払わないといけないとのことで、誰もが行けるわけではないようです。
それでも人口13億人を誇る国なので、お金持ちはごくわずかでも数が半端なく、マカオの国境も多くの中国人でいつもごったがえしています。
それでも人口13億人を誇る国なので、お金持ちはごくわずかでも数が半端なく、マカオの国境も多くの中国人でいつもごったがえしています。
さてとある朝、中国・珠海側の拱北(ゴンパッ)に行き、まず出国審査をしました。あらかじめ中国に入国する際に記入した出国カード(Deperture Card/外国人出境?)とパスポートをカウンターに提出。パスポートに出国印を押してもらって受け取るだけでOKです。ここではそれほど時間はかからず。日本のパスポートはいつでもある意味“無敵”です(=世界的に信用度が高い)
次に「訪澳旅客通道」を通って、マカオ側の關閘邊檢大樓にある入国審査場に向かいました。ここで、マカオの入国カードを記入。広東語とともにポルトガル語の表示を見つけると思わずマカオ気分になりました。
しかし、マカオでの入国審査はとにかく大混雑。というのも“マカオ人専用”“その他外国人専用”の2種類しかなく、日本人も中国人も香港人もすべて同じカウンター。とにかく中国人の数が多くて列もなかなか進まず、平日なのに1時間以上かかりました。休日はさらに大変な列になるようです。
やっとのことでマカオ側に抜けると、中国とは雰囲気が一変。ヨーロッパ風の街並み、英語が通じやすい、治安もよくてのんびりしている、なにより信号で安心して歩ける・・・日本人的にはマカオ、なんとなく居心地の良さをすぐに実感したのでした。
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