広東省のとある繁華街の一角で、中国人がずいぶんと並んでいるお店を発見。その店はなんと「たこ焼き」店でした。たこ焼きといえば、大阪で代表的な“粉もん”のB級グルメ。そのたこ焼きがいよいよ中国にも本格進出、人気がブレイクしたのでしょうか。

見つけたお店の名前は「日の船」、いかにも日本をイメージしているのがわかります。看板の“章魚“は中国語でタコ、確かにどこから見てもたこ焼きです。

とりあえず、中国で味わうたこ焼きはいったいどんな味がするのか、果たして美味しいのか・・・とにかく気になって、中国人に交じって列に並んでみました。
 
店頭では、中国人スタッフがたこ焼き機で生地をクルクルと回して焼いています。この過程は日本と同じです。

価格は、3個で4元(約50円)。あつあつのできたてを、船をモチーフにしたトレーに入れて渡してくれました。たこ焼きには、たっぷりとかつお節、そしてソースとマヨネーズがのっています。

そしていざ、たこ焼きをひと口、味わってみると・・・「味が違う」というのが率直な感想。そう、日本だとなんとなく醤油テイストなたこ焼きですが、今回、中国で味わったたこ焼きはけっこう甘い・・・生地がパンケーキのような味でした。いくらかつお節、ソースやマヨネーズがのっていても、日本のたこ焼きの味とは程遠い気が。でも、決して不味くはなく「そんなもん」だと思えば、美味しく食べられる・・・かも!?

ちなみにこの「日の船」というお店、中国以外にも台湾、マカオ、香港にも展開しているようです。もし現地で見かけたら、中華風たこ焼き、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

日の船


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