作家・京極夏彦。

数々の小説を世に送り出している人気作家にして、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員、関東水木会会員、怪談之怪発起人、古典遊戯研究会紙舞会員、全日本妖怪推進委員会肝煎などの肩書きを持ち、アートディレクターとしても作品のデザインや装丁を手がける、才能の塊。『ルー＝ガルー』、『魍魎の匣』、『豆腐小僧』の原作者と聞けば、ピンと来る人も多いはず。

そんな京極氏の新刊「ルー＝ガルー２ インクブス×スクブス　相容れぬ夢魔」が10月14日（金）、講談社から発売される。この作品は2001年に発売され、その後マンガ、アニメ化もされた「ルー＝ガルー 忌避すべき狼」の続編。しかも単行本版、ノベルス版、分冊文庫版、電子書籍版の４形態で同時発売という出版界初の試み。通常、単行本（ハードカバー）として出版されたものが時を経て文庫本等になるのが出版界の慣例だが、今回その常識を打ち破っての同時発売、である。

その発売を控えた９月28日（水）19:00から、もう一つ、新たな試みが行われるという。

京極氏と作家・平山夢明氏が毎週ディープなトークを繰り広げているTOKYO FM日曜深夜の番組「東京ガベージコレクション」と「ルー＝ガルー２」がコラボ。「ルー＝ガルー２」発売記念スペシャルの収録模様をインターネットで生配信してしまうのだ。通常の放送は、編集の甲斐あって、放送コードギリギリの内容。それを生で垂れ流すということは･･････。まさに暴挙と言わざるを得ない。

それもUSTREAM、ニコ生、YouTubeLiveと３つのサイトでの生配信の他、CSチャンネルAXNミステリー「講談社 リブラリアンの書架」、「東京ガベージコレクション」の２つの収録番組。計５媒体でOAというのも出版界初。

さらに、番組では、この日のためにスペシャルコーナー「教えて平山先生♪　やってみて京極先生！」も敢行。現在、平山、京極への質問や叱咤激励、『ルー=ガルー』についてのメッセージ、番組へのご意見・ご要望などをtwitterにて募集中。ハッシュタグ「#Tokyogc」をつけてのつぶやき、あるいは講談社ノベルス公式アカウント「kodansha_novels」に＠返信というかたちで、受け付けている。（募集期間は、９月28日20時の放送終了まで。）

京極氏が語る「ルー＝ガルー２」の解説、秘話などはもちろん、京極×平山の”無修正”トークが聞ける歴史的放送。京極ファンならずとも９月28日19:00は全ての予定をキャンセルしてでも見るべし！！

少女たちを襲ったおぞましい事件から３ヵ月が経った――。

前回の事件の被害者・来生律子のもとを、謎の毒を持った

作倉雛子が訪ねてくる。彼女は小壜を律子に託し姿を消す。

未知なる毒の到来は、新たなる事件の前触れなのか…？！

突如凶暴化する児童たち。未登録住民たちの暴動。

忌まわしき過去の事件を巡る、妄執と狂気と陰謀。

すべての謎が繋がるとき、少女たちは新たなる扉を開く！

戦慄の近未来ミステリ、待望の新刊！

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