「これ、本当に和菓子なの!?」
大阪市の京セラドーム大阪で10月1・2日の2日間、大阪の和菓子をアピールするイベント『和菓子 de おおさか』(大阪府生菓子青年クラブ主催)が開催された。その会場には、ごく一般的にイメージする和菓子をはじめ、さまざまな和スイーツが並んだ。
まず『ニッチー』ではすでにおなじみの大阪・太子町、聖徳太子をモチーフにしたゆるキャラ(R)「たいしくん」。たいしくんは同クラブの“おおさか和菓子親善大使”も務めていて、この日はダンスユニット『t17(ティーナ)』とともに華麗なダンスを披露し、イベントのオープニングを飾った。

そして、会場には、大福やどら焼き、まんじゅうなどの和菓子がズラリ。どれも美味しそうで食欲をそそったが、そんな中、およそ和菓子に見えないものも。たとえば「なにわ串かつ大福」。大阪・新世界名物の串かつをモデルに、大福に最中の皮が散りばめられている。見た目は、揚げる前の串かつそっくりだ。

次にご紹介するのは、ピンク色が鮮やかな大福。実はこれ、「河内ぜいたく大福」といって、大阪・河内エリアの名産、いちじくやワイン、道明寺を使った逸品だ。ほかにも、摂津エリアの名産・赤シソを使った「摂津の國 紫蘇(しそ)大福」、和泉エリアから抹茶などを生かした「泉州南蛮大福」も。この4つの大福は、JR大阪三越伊勢丹で10月4日から11日まで販売される。
 
また、和菓子職人が寿司カウンターさながら、目の前で腕前を披露する実演茶屋も登場。「浪花春の通り抜け」「北摂箕面秋景色」「水都大阪八百八橋」「御堂筋の黄色紅葉」「「牧岡梅林のさえずり」の5種類、さてあなたはいくつわかる?

一方、会場では和菓子の職人技を競う工芸菓子のコンテストも開催。一軒、生花のような美しい椿、でもよく見るとぜんぶ和菓子で作られている。他にも、紅葉や胡蝶蘭、スズメなどの動物も。和菓子の世界、なんと奥深いことか。

さらに、ステージでは落語家・露の団姫さんによる“大福”にまつわる落語も披露された。その前座に登場したのが、団姫さんのオリジナルゆるキャラ(R)「ぽ〜ろ」。見た目はとてもかわいらしいがしゃべりは毒舌。その証拠に、手には大きな日本酒の樽を持っている(※お酒が大好物)

見ているだけでお腹いっぱいになりそうな和菓子の数々。ところで、親善大使のたいしくんはというと、ドームの外で他のお友達キャラたちと遊んでいる・・・のではなく、お客さんをイベントに来てもらうための呼び込み中。今後も、まだまだたいしくんの挑戦は続くので、乞うご期待!


【取材協力】 大阪府生菓子青年クラブ、大阪府太子町、imococlub

たいしくんブログ「たいしくんがゆく」


(Written by Aki Shikama)


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