山のトイレ事情は深刻である。

「高冷地の為汚物は分解されません。トイレットペーパーは便器に捨てずに外付けの箱の中に捨てるべし。」

「分解されない汚物は貯まるとヘリで下界に降ろします。お金がかかるので宿泊者以外は使用料１００円を払うべし。」

「山では水も貴重な資源です。水洗トイレじゃなくても我が儘を言わず平然と構えるべし！」

山のトイレにはアンモニアの刺激臭で眼を開けていられないほどの強者もいる。昨今の山ブームに於いて汲み取り式のトイレなんぞ使ったことのない山ガール達にとっても悩みのタネの一つであろう。山オンナのトイレシュランとは、筆者である山暦５年目の「あたい」が訪れた山に設置されているトイレについて１１段階評価で☆を付けていく一大プロジェクトなのである！

評価：★★

使用日：２０１１年９月１７日〜１８日

岐阜県の新穂高温泉からロープウェーを使えばあっという間に来れてしまう西穂高岳の手前にある山小屋。アクセスが良い為小さい子ども連れや、山登りではなく単に観光で来るようなお客さんも沢山いる。

利用者が多いせいか、山小屋に泊まらない人（テントや通り過ぎるだけの人）向けのトイレは山小屋のトイレの割には内容が厳しい・・・。

西穂ラーメンというこの小屋オリジナルのラーメンがある。（醤油味ととんこつ味）。

☆　トイレットペーパーなし。ポケットティッシュが５０円で売ってます。　０点

☆　扉の鍵が壊れていない　＋１点

☆　便器が汚れていた　０点

☆　虫はいない　＋１点

☆　山のトイレの基本を超越していない　０点　

☆　トイレに対しての工夫があるか　０点　

☆　臭いについて　山のトイレだしこれくらいの臭いはしょうがない　−１点

計１点

いや〜トイレって、本当にいいものですね。