京都の街には、世界遺産に指定されている寺社をはじめ、さまざまな観光スポットが点在する。その京都で街歩きに活躍するのが、iPhone など携帯端末のGPS機能だ。自分の居場所がわかり、次の行き先までの距離や時間などが検索できるため、道に迷った時には特に重宝する。
そのGPS機能を使った新たな試みが今、京都で行われている。日本における"ご当地検定"ブームの先駆けとなった「京都検定」とコラボレーションした『京都検定迷宮ドリル』だ。今回、実際に京都に行き、迷宮の謎を解くのにチャレンジしてみた。
京都検定迷宮ドリルは、京都検定に出題される問題をベースに作られたストーリー。携帯電話のGPS機能を使ってさまざまな場所に行き、その場所にまつわる問題を解きながらゴールを目指す街中探索型GPSゲームだ。利用料は1,800円(税込)。一部非対応の携帯端末あり。10月31日までの限定。
参加者全員に京都検定団体割引が受けられ、上位ゴール者には"祇園のスペシャルな場所"に招待する特典も。
参加者全員に京都検定団体割引が受けられ、上位ゴール者には"祇園のスペシャルな場所"に招待する特典も。
まず、ドリルのチラシを市内各所でゲットするか、ホームページを開き、QRコードを携帯電話で読み取って登録する。
そして、携帯電話で課金する場合、ローソンやファミリーマートなどのコンビニエンスストアで「スマートピットカード」を手に入れて代金を支払うとプレイできる仕組み。
コンビニのレジで支払いが終わると早速、スタートメールが送られてきた。
ちなみに、今回のゲームをプレイするにあたって、京都市内の数カ所を回るため「京都市営地下鉄 1dayフリーチケット」を購入すること、そして"歩き慣れた靴"を履くことをおすすめする。また、18時以降になると訪ねるスポットが閉まっていたり、月曜日が休みの場所があったりするので注意。
そして、携帯電話で課金する場合、ローソンやファミリーマートなどのコンビニエンスストアで「スマートピットカード」を手に入れて代金を支払うとプレイできる仕組み。
コンビニのレジで支払いが終わると早速、スタートメールが送られてきた。
ちなみに、今回のゲームをプレイするにあたって、京都市内の数カ所を回るため「京都市営地下鉄 1dayフリーチケット」を購入すること、そして"歩き慣れた靴"を履くことをおすすめする。また、18時以降になると訪ねるスポットが閉まっていたり、月曜日が休みの場所があったりするので注意。
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さて、最初の謎解きは、実はチラシに描かれているイラストにある。その場所にまず向かった。
そして、現地で iPhone を起動させ、位置登録GPSをタップすると、その場所にまつわるストーリーと問題が登場した。(ちなみに、位置情報を取得できない場合は、少し歩いて別の場所で再度登録を試みてみよう)
早速、問題に出ていた場所を探しに歩くと・・・答えを発見。入力するとすぐ次の行き先が表示された。なんと京都市内のほぼ反対側!その後も、スポットを訪れては謎に答え、さらに次の場所に移動。最後の謎に解答した時すでに京都市内をけっこう縦横無尽に動いていたことに気づいた。
何度も京都を訪れているが、まったく知らなかったストーリーがいくつもあり、とても勉強になった。なにより謎を解いていくというストーリー性がおもしろい。
今回、京都迷宮ドリルの制作などに携わったのが、株式会社「supernova」代表取締役の殿岡康永さん。これまで『東京迷宮パズル』『京都迷宮パズル』などのプロデュースも行い、今回は京都検定を主催する京都商工会議所などとともに新たに開発した。現在すでに500〜600人の登録者がいて、10月31日までに1000人以上まで増えそうだという。
今後も、携帯電話を使ったゲームを含む地域密着型GPSエンターテインメントを開発、提供していきたいと話していた殿岡さん。
今回の京都検定バージョンでは、現地に足を運んで学ぶこと、理解することの大事さ、そして今後、京都やご当地検定、さらにさまざまなコンテンツに応用できるのではないかという可能性が感じられた。
今回の京都検定バージョンでは、現地に足を運んで学ぶこと、理解することの大事さ、そして今後、京都やご当地検定、さらにさまざまなコンテンツに応用できるのではないかという可能性が感じられた。
取材協力:株式会社supernova
(協力)京都商工会議所・京都市交通局
(コラボレーション) 株式会社CLIP
京都検定迷宮ドリル
(Written by Aki Shikama)
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